両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 5月12日(日)淀の天狗池 晴れ

 今日も淀の釣り天狗池へ。多数の釣り人が釣行されています。


 朝の水温は20度と随分高めになっていました。取り敢えず先週良かったまぶし粉を試します。数投目から当たりが出て連続に釣れてきました。まわりからはカラツンで乗らないと嘆きの声が聞こえてきます。不思議と私の場合小当たりや消し込み当たりでも上唇センターで釣れてきます。これ幸いと釣り続けていたのですが、ある瞬間から当たりが間延びし出しました。それはまぶし粉を他のものに変えた瞬間からです。


 実は、そのまぶし粉は、先々週まで使っていた配合で快調に釣れていたまぶし粉です。先週新しい配合を試してそれが良かったので、釣り初めは先週同様のまぶし粉だったのですが、以前のまぶし粉も用意していましたので、違いを確認するためにも使ってみたのですが、それが1日の釣果を決める分岐点となってしまいました。
 あれほど快調にカラツンも釣れ続けていたものが、アラ不思議!!数十秒以内で当たりが出ていたものが、1分はしっかりと待たなくてはならない程に当たりが遠のきます。それでもまだポツポツと釣り上げていましたので、11時の段階で22枚を数えることが出来ました。これで今日も50枚は確実かと高をくくったのが最後、次からカラツン地獄に陥ります。
 当たりは数十秒で出続けていたのですが、ことごとくカラツンとなってしまいました。強い当たりを待って待って待ってやっと乗る。そんな当たりの取り方は精神的に疲れてしまいます。
 そこでまぶし粉をまた工夫すると、今度は当たりも間遠しくなり当たりが出てもカラツンと最悪パターンを作り上げてしまいました。
 じゃ真冬のようにと浮きを変えてみますが、少し風があったため上手く振り込めません。日差しが強くパラソルを出していたのですが、そのパラソルが邪魔で余計に手間どってしまいます。
 日曜大助大会も開催していましたので、何とか測れるサイズをと思ったのですが、なんと今日1が34.5㎝程度で撃沈されてしまいました。ただホンの少しの間は2位だったのです。何とかそれで終わって欲しいような淡い願望を持っていたのです(笑)。その段階での1位がこのヘラブナでしたが・・・



 朝から13尺を使っていたのですが、どうしても改善されませんので一気に8尺に落とします。暫くすると当たりが出だしてポンポンと釣り上げる事が出来ましたので、尺数の変更が功を奏した!とほくそ笑んだのもつかの間で、なんと8尺ですらカラツンを演じる羽目になってしまいました。
 結局この日は、当たりそのものは多く出せるようにはなったのですが、カラツンを改善することが出来ずに、35枚で終わってしまいました。午後から水温が余計に上がったのも原因かも知れませんが、状況が的確に掴めない下手くそってことですね(笑)。
 カラツン対策を取ると当たりが止まったりもしたので、池の調子が悪かったって言っておきましょう(笑)。多くの皆さんがカラツンで悩まされていましたからね。


 今日のトップはこれで42㎝で、私達の大会でトップ、池の日曜大助でもトップを勝ち取りました!時間外に43㎝も出ていたので、連日大助は出ているようです。

 私達のグループでは、42㎝をトップに37.4と37.1が出てました。



 今回の反省点!。釣れているときのテストは程々にです(笑)


 まぶし粉のテスト、ハリスのテスト、浮きのテストをしていました。


 まぶし粉は配合を変えるとどうなるのか。上ずりを押さえる配合のし過ぎは、集魚効果が極端に落ちてしまうことを確認出来ました。やはりある程度の上ずりは覚悟の上で、食い気を強く持ち続けさせる事に集中すべきでした。ただ今後益々水温が上昇してしまいますので、どこの段階で押さえるべきかの判断がとても重要と感じています。


 ハリスは水温の上昇と共にヘラブナがはしゃぎ気味になるので、堅めを使うとどうなるのかをテストしました。柔らかいハリスだと変にもまれてしまい、ハリススレの当たりが多く出てしまうと考えています。そのためにハリススレでもツン当たりの出ない堅めをチョイスしてみたのですが、ジャミ当たりのようにフワフワとした浮きの動きが続きましたので、当たりと勘違いすることなくカラツンにならなかったのですが、食い当たりの出方がとても小さなツン当たりで、一節にも満たない当たりです。やはり吸い込みの良い柔らかめが良いとつくづく感じる結果となったのです。
 ただ、柔らか過ぎるハリスに交換することでカラツン地獄へと陥っていったの事実です。どの程度の柔軟性があるハリスが良いのか、もう一度テストすべきかと思いましたが、テストは程々にしないと迷いだしてしまいますね。


 浮きは水温が高めの場合、パイプ浮きが良いと思っているのですが、堅いハリスでもしっかりと当たりの出るようにと、オモリの乗らないタイプを使ってみたのですが、良い結果は現れませんでした。
 また柔らかいハリスを使った場合のカラツン対策にも確認してみたのですが、カラツン地獄を演じることとなってしまいました。


 まぶし粉の配合によるヘラブナの寄りとハリスの柔軟性、そして浮きとのバランスが如何に重要かを感じた1日でした。
 そろそろカラツンの出やすいわらびうどんから、食用うどんの季節なのかも知れないと感じています。
 次回は食用うどんを試すことにしましょう。