両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り ランチの楽しみ

 ヘラブナ釣りは1日を通して楽しめますので、強者はまだ薄暗い時間帯から釣り始め、夕方浮きが薄らと見える程度まで釣り続けます。私はとてもとてもそんな根性も忍耐もありませんので、どんなに釣果が良かったとしても、遅くとも4時までに納竿しますが、イメージとしては3時が1つの区切りで、3時を過ぎると何となくソワソワとし出して、里心が付くイメージでしょうか。


 釣友と共に楽しんでいたとしても、納竿してから全てを車内に乗せるのも、なぜか遅れるのが嫌で、別に皆さんを待たせるからとかではなく、サッサと済ませておきたいとの思いが強く、スピード感を持って終い作業に入ります。


 反対に朝到着しても、直ぐに釣り出したいとの思は、それこそヘラブナ釣りを始めた頃は、いち早く釣り出したい思いが強く、床取りもいい加減で失敗することも多々あったのですが、今では焦る思はどこへやらで、淡々とした決め事をこなしていくそんな始まり方をしています。


 とはいえ納竿を素早くする事と同時に、釣り始めも時間を掛けないために、仕掛けは竿に着けたまま収納し、釣り始めもそれを解くようにして、当日の床取りさえ出来れば、全てのセットはは完了と、とてもズボラな事をしているのですが、反面仕掛け巻きに戻さないので、糸ヨレも少なく道糸の交換サイクルはとても遅くなっています。


 そして釣り開始をするのですが、今か今かと当たりを出るのを待つのですが、当たりが出るまではどうしてだ、なぜ当たりが出ない、アレコレと考え続けては、他の釣り人が釣り上げるのを恨めしくみているのですが、数枚釣り上げるとすっかり落ち着きを取り戻し、ユッタリとした気分になるのですが、不思議なもので、当たりが出て釣果もそれなりにとなると、次は今日のランチを思い浮かべ、そろそろランチ休憩する時間なぁと頭を過るのです。


 それこそ必死になって釣っていた頃は、釣り座から離れることなく、片手で食べられるおにぎりやパンを食べて、もう片手には竿を握りしめているような、どこか必死になっている私がいたのですが、今ではユッタリとランチの時間を楽しみ、そのランチの時間は床休めとして、次の釣果を良くするための手段と考えると、余計にランチを楽しむ事が出来るのです。


 ただ握り飯からカップ麺と手軽なものだったのですが、釣り場でお弁当が注文できたり、釣り堀によっては食堂を併設されていて、作りたてを食べられる楽しみがあります。ただ釣り人の減少や池主の高齢化など、食堂を閉鎖されたり、お弁当の注文が出来なくなったりと、最近は不便になってはいるのですが、何のことはなし近くのコンビニやスーパーに行くと、各種お弁当や惣菜が多数あり、電子レンジもありますので、温め直しも出来て温かくしていただく事が出来ています。


 不思議なもので同じ食堂に行くと、アレコレと迷いながらも同じメニューを選んでしまいます。結果何時まで経っても同じものばかりになるのですが、それでも迷えるほどのメニューがあると何となく嬉しいものです。


 ただ1月に1度程度しか訪問しない池だとしても、同じもばかりだと飽きてしまいます。あるときなど事前に周辺部の食堂を検索し、海鮮丼を食べに出かけたら、ラーメン店に行ったりと、釣り場から離れることも苦ではなくなり、少々釣り時間が短くなったとしても、また結果釣果が悪くなったとしても、ランチ時間を楽しむ方が余程良いと思うようになっています。


 釣り堀の経営は悪化しているでしょうが、釣り人に楽しんで貰う事で、他の池に行くことも防げるのではと思ったりします。食堂の経営までは無理だとしても、うどんや丼のような店屋ものを注文できるとか、お弁当の注文を受け付けるとか、その程度のサービスは出来そうな気がいます。勿論池主の負担になりますので、電話代として50円や100円上乗せすれば良いと思うのです。


 1日の釣り時間をユッタリと過ごすためにも、楽しめるランチも有りではと思うのですが如何でしょう。それこそ現代的にはUber EATSや出前館を利用するのも有りでしょう。コンビニのおにぎりを食べている横で、温かい食事が取れていると羨ましがられることでしょう(笑)。


 実際ランチをゆっくり食べる時間を設けることで、釣り続けているよりも午後からの釣果も良くなる場合が多いのです。なんというか・・・余裕を持つのも必要なことなんでしょうね。


 でもついつい大会となるとしゃかりきになってしまいますが、大会こそユッタリとしたいと思うのであります。