ヘラブナ釣り 創意工夫はしていますか?
ヘラブナ釣りは、ある程度定番の釣りであるのは間違いないのですが、漠然とした釣り方を繰り返していると、良く釣れる日もあれば当たりすら出ない日もあります。そんな時はどのようにしているでしょう。
漠然と当たりの出ない浮きを見続けているのでしょうか。反対に良く釣れる日は、ひたすら釣り上げているだけでしょうか。
私的には釣れない日はチャンスとばかりに、色々と試す日となりますが、反対に釣れる日ほど試すのに適している日はないと思っています。何をどのようにすると釣れなくなるのか、反対にどうすればより以上釣れるようになるのか、答えが出やすいのでチャンスとばかり試すようにしています。
1つの方法は使用している竿の尺数変更です。仮に15尺で良く釣れていたとしても、そのまま釣り続けるのではなくて、13尺にするとどうだろう11尺にすると釣れなくなるのかなど、尺数の変更による釣果の違いを知ることで、その池での釣果の良い尺数がわかるようになりまります。結果として釣れない日には、良く釣れた尺数を取り出してスタートすれば良いわけです。
また使用する浮きも色々と試すと良いのですが、オモリバランスを取るのがなかなか面倒ですから、浮きの変更はそんなに頻繁には出来ませんか、浮きを交換するだけで釣果の差が出るのも良くあることです。
使用する餌の違いを探るのも良い方法で、良く釣れている餌でもサイズを変えてみたり、うどん餌ならまぶし粉を変えてみたり、まぶす量を増やしたり減らしたりして確認します。団子餌ならブレンドを変えるとどんな変化が起きるのか。水の量や硬さにバラケ方など、本の少し変化させるだけで、当たりの出方が変わるのも良くあることです。
使用するハリスの号数変更も面白いのですが、比較的細ハリスの方がカラツンが減るのですが、釣れた大助を逃がさないためにはある程度の太さが欲しくなりますので、そのせめぎ合いの妥協点を探るのも面白いです。
ただ余りにも確認するところを増やすと、何が何だか解らなくなりますので、1日で確認する項目を増やしすぎないことも重要で、尺数の変更をする場合仕掛けは触らない。仕掛けを触る場合は尺数の変更はしない。餌の確認をする場合は尺数も仕掛けも触らないなど、変更した変化が解る範囲に留める事です。
他には針のサイズによる違いです。実際関西では大針を禁止にされている池が多いのですが、私的にはスレ掛かりを減らすためだと思っていました。しかしどうも大針の方が良く釣れるのではないかと思いだしています。基本良く釣れる釣り方が禁止されていますので、大針の方がカラツンが減るのではと思ったりしています。勿論池の規定以内で最大号数ということであって、違反する大きさは論外のことです。
じつはこれも色々と実験を繰り返していたのですが、うどん餌と針サイズが合わないとカラツンになってしまいます。勿論針の刺し方でもカラツン率が変わりますので、カラツンが多いと感じたら刺し方を変えてみるのも方法です。
団子餌であれば団子のサイズや形、どこに圧を掛けるかなどでも当たりの出方が変わりますが、こればっかりは感覚の問題ですから、ここで文章として表現出来ないのですが、それらを実験して自分のものにできると、明らかに差別化が出来るようになります。
釣れない時ほど焦ってしまい、ソワソワして色々と工夫する速度が速まってしまいます。本当はもう少し落ち着いてすべきなんですが、動かない浮きを見続けるほど人間が出来ていませんので、落ち着きのない釣りになってしまうんですよねぇ。
しかし何をしても触りすら出ない日は、本当に落ち込んでしまってサッサと帰りたくなります。事実早上がりする事もしばしばですけどね(笑)。
取り敢えずは、自分なりの創意工夫をして次に繋げる。これはなかなか楽しいのであります。
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