ヘラブナ釣り 浮きと餌の関係
1日は第1日曜日ですから、天釣会の月例会となるのですが、台風の動きが遅くて、開催できるかどうか微妙です。さっさと順延を決めれば良いのですが、皆さんの予定もあるでしょうから、事務局サイドの早急な判断をすることで、この天気なら開催できたのに・・・との批判もありそうですから、なかなか踏ん切れないでいます。
安全を考えますと翌週に順延すべきとは思っているのですが・・・。偏西風に乗ってサッサと移動してくれると、台風一過となりとても良い天気の中で開催する事が出来ます。反対に停滞する可能性も高く、取り敢えず明日まで待つことと致しましょう。
まっこれも少々の雨量でも変化の起きにくい池での開催ですから、長く迷ってしまうのですが、これが前日の大雨でも影響を与える池の場合は、順延の決定も早く決断することとなります。
なんて考えながら今日のブログスタートです(笑)。
イメージとしてですが、冬期は敏感な浮きで、細身でムクトップか細パイプが定番でしょう。盛期は当たりもハッキリと出ます。またジャミの動きも活発になりますので、敏感浮きでは浮きが動きすぎるために、鈍感浮きを使う事で食い当たりの見定めがしやすくなります。
基本的にはこの考え方で良いはずですが、どうしても数を釣りたい場合は、敏感浮きを使いたくなります。実際盛期といえどもジャミが少ない場合は、敏感浮きが適しているはずです。
但し尺数が長くなればなるほど、また横風や向かい風が吹く場合は、オモリ負荷の多いタイプの浮き、結果的に鈍感浮きを使わざる得ないのです。確かに少々鈍感浮きを使ったとしても、的確な食い当たりを狙うだけで良いのですが、微少な食い当たりを掛け合わせることで、してやったり感が強く出ますので、釣った!間隔をより強く感じることが出来ます。
実は短竿を使った場合は、否応なしに敏感浮きを使うのですが、ジャミが多かった場合や、的確な食い当たりを出せない場合は、鈍感浮きを敢えて使うことで、結果として釣果を伸ばせる場合もあるのです。
しかしどのタイミングでどちらを選ぶべきなのか。実際のところ尺数によってオモリ負荷の多い浮きを使ったとしても、その中でも敏感浮きもありますし、反対に鈍感浮きもあります。
ここで難しいのが、底釣りの場合は返りの良い浮きを使うという基本形です。返しが良いほど綺麗なツン当たりが出るからですが、ここには1つの落とし穴があり、返しが良いということは、オモリバランスを取った後の浮力が高い事を意味します。もし浮力が少ないバランスが取れていたとすると、返しの悪い浮きということになります。
ただ返しの悪い浮きは、ツン当たり以外の微少な当たりでも食い当たりの場合が多く、それを的確に合わせると、飛躍的に釣果が良くなるのです。
つまり返りの良い浮き=鈍感浮き=当たりを消している。という構図が出来上がってしまいます。
しかし食い当たりを少々消してでも、的確な食い当たりを取る方が良い場合もあり、先の説明の通り中長尺の竿では、否応なしに微少な当たりは取りにくくなりますので、しっかりと返しの良い浮きを使うことになってしまいます。
結果として・・・どの浮きを使って良いか迷いが出る事になり、釣果が悪いのは浮き選びのせいと思えたりして、迷路に紛れ込んでしまい抜け出せなくなってしまいます。
ただ私の場合はバランスの底釣りですから、トップの節の間隔は狭いものに限られますので、新しい浮きを選ぶ場合も、取り敢えず節の間隔が狭くて数が多い浮きを選べば、基本的に間違いは無い・・・と思っているのです。
しかしヘラブナ釣りでは、餌が絶対だと思っていますが、どんなに優秀な餌が用意出来たとしても、最後の最後は当たりが出せる浮きを使えているかどうかで、釣果に雲泥の差が現れてしまいます。
そこでもう一つの方法を考えてみました。使用する竿の尺数が長くなればなるほど、重いオモリを背負う浮きには、重い餌が適していると考えました。
実は思う餌ほど吸い込む力が必要になりますので、綺麗なツン当たりが出やすいのです。結果として重いオモリを背負う浮きには適しているのではと考えます。
また短竿の場合に微少な当たりを合わせる場合は、軽い餌を使用するとして、しっかりとした食い当たりを出すには重い餌を・・・。実際のところはどうなんでしょうね。
でも重い餌で的確な食い当たりが出る日は、間違いなく調子が良い釣りが1日続きます。これだけは確実・・・多分です(笑)。
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