両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り うどんの研究

 両うどんの底釣りはワラビうどん全盛となっているのですが、食用うどん限定池ではワラビうどんが使えなくなっています。その理由が消化不良を起こすからとの事ですが、マルキューによると大丈夫とのことですから、制限を設けてない池では大いに使うべきでしょう。


 しかし池主の考え方としてワラビうどんが禁止になっているのですから、無理にワラビうどんを使う必要はありませんし、元々は食用うどんが両うどんの底差釣りとしては定番だったのですから、元に戻ったに過ぎないのです。


 そこでワラビうどんに慣れてしまった釣り方を、またまた食用うどんの釣り方に戻す必要があります。何となく変化していた釣り方を、昔の記憶を辿りながら釣り方の工夫をするのですが、まだまだ納得出来るところまでは来ていません。


 1つはうどんの煮方です。食用うどんをそのまま使用しても良いのですが、何となく硬さがありますので、煮ることでその硬さを取り除き、最適な硬さになるように煮るのですが、それが上手く出来なくて困っています。


 しっかりと煮ることで柔らかく出来るのですが、煮すぎると針保ちが悪く、場合によっては餌の投入段階で飛んでしまいます。その危険を防ぐためにもう少しのところで止めてしまうのですが、そうすると冷蔵庫保管した段階で硬く戻ってしまい、釣り場では相当硬いうどんになっているのです。


 失敗を恐れて煮たらないのが問題なので、しっかりとにるようにすれば良いのですが、そこは小市民的気の弱さから、ついつい途中で止めてまた硬い!とバカなことを繰り返しています。


 まっこの点は何度か煮ることで大丈夫だと思っているのですが、うどんを少しでも目立たせたいために太いサイズが欲しくなります。以前までは簡単に手に入るタイプの伊勢うどんが良かったのですが、製法が変わってしまって今では全く使えなくなっています。
 以前までは何層にも積み重ねた生地をうどん状にカット知れていたのですが、今ではなぜかCの形で厚みを出すようになっています。その方が効率が良かったのでしょうね。でもこれでは煮ることでC型からI型に開いてしまって、釣り餌としては全く使えなくなっています。勿論煮すぎなければ使えるのですが、それでは硬すぎて・・・・。


 そこで何かないかと探すのですが、1つは吉田うどんです。日本一硬いうどんって事になっていますが、指定の煮る時間は8分~14分程度ですが、実際には30分煮ても硬くてうどんとはいえない代物です。多分ですが1時間煮ると餌として使い物になるかも知れませんが、その根気は私にはないので無理と決め込みます。
 実はもう一つ吉田うどんが使えないのは、うどんの巾が乱切りだということです。とても細い巾から極端に太い巾まで、食用としてはその変化が食味として良いのでしょうが、釣り餌としては・・・。同時には巾が広くなっても厚みが薄いのです。断面が長方形ですからそれも使えない原因となっています。


 理想は丸亀製麺の釜揚げうどんです。ただ持ち帰りに釜揚げうどんがなく、一度冷水でもみ洗いしたうどんしか持ち帰りがないのが残念です。
 そうそう丸亀製麺で茹でたてを食べたい場合は釜抜きでと注文します。釜揚げうどんは基本釜抜きうどんですから、あのもちもち感が美味しく感じるのですが、他のうどんは全て冷水で一度洗ってから再度温め直しているため、もちもち感がなくなりツルツル感を出すようにしているのです。そこでかけうどんでももちもち感のあるうどんを食べたい場合は、「かけうどん並釜抜きで」と頼むと美味しいかけうどんが食べられるんです。


 この釜抜きうどんが釣り餌に最適なんですが、持ち帰りを頼んで自宅で再度煮るのも方法ではありますが、何となく・・・・


 ってことで次は讃岐の生うどんを買って、しっかりと時間を掛けて煮ることになるのですが、煮すぎて失敗すると人が食べることに(笑)。上手く出来たときだけヘラブナの餌になるのですから、これは家人には内緒って事でコソコソと作るのであります。


 そうそう尿素は決して煮ないようにしましょう。その昔は尿素を入れてうどんを煮たものですが、アンモニア臭が出てしまいますので、煮たうどんに尿素を振り掛けるだけで尿素うどんが作れます。尿素は煮ないことでアンモニアに分解することはないので、臭くならなくて安全に使用できます。アンモニアは有害ですから気をつけましょう。