両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 熱中症と脱水症

 ヘラブナ釣りは年中休み無しにしていますが、このところの日本はまさに灼熱の夏は命の危険があります。その多くが熱中症とされているのですが、実はその影に脱水症が隠れているのです。


 脱水症から熱中症になるケースがあるのですが、根本的に別ものですからその違いを理解しておく必要があります。


 熱中症は気温が高いときに起こり、体温が上がりその体温調節がが出来ずに起きます。予防するには涼しくすることにつきますが、それが出来ない場合は水分と塩分補給する必要があります。


 一方脱水症は汗で水分や塩分を失い、身体の水分が足りなくなる状態です。同じようでいて実は別なんです。


 熱中症は室内でも起きてしまうのですが、高温に晒されるとで起きますが、ヘラブナ釣りでは直射日光や水面からの反射そして釣り座周りの輻射熱によって、体温の上昇が起きてしまうのです。


 それを汗をかいて体温を下げようとするのですが、歳と共に上手く汗をかいて体温調整が出来なくなり、場合によっては多臓器不全を起こして死に至ります。


 釣りを続けている途中に車に戻り、エアコンの効いたところで体温を下げるのも方法ですが、実はその時に汗が乾き水分が奪われ、熱中症は予防できたとしても脱水症に陥る可能性があるのです。


 またエアコンの風を直接受けていると、涼しさを感じるのですが、背中には汗が流れているなんてことも起きている場合があります。そのため水分補給は欠かせないのですが、水分補修にコーヒーを飲むと利尿作用があるので効果的ではないのは知られていますが、実はカフェインが入っている飲み物は全て利尿作用があります。つまりお茶や紅茶も利尿作用があるため、水分補給には適さない場合があるのです。


 勿論小まめに補給している場合はいいのですが、水分補修を目的とした場合には、やはりスポーツ飲料などのほうが適しています。ただ気をつける必要があるのが糖分や塩分を取り過ぎてしまうことです。
 歳と共に制限されている方も多いと思いますので、その点を理解して水分補給を小まめに続ける事が良いのです。


 実は一番適しているのは麦茶です。昔々麦茶に少しの塩を入れて飲んでいた記憶は無いでしょうか。真夏になると水筒に麦茶を入れて遊びに行っていたと思いますが、そこに少量の塩を入れることで、脱水症が抑えられ熱中症の予防にもなるのです。


 とはいうものの私は麦茶が嫌いで・・・。お茶とスポーツドリンクをクーラーに入れて持参するようにしています。


 そうそうコロナがいっこうに無くなりませんが、予防のために着けるマスクは熱中症の原因になります。人と接する場合はマスクを着用すべきですが、機会がある毎に外すようにするのも必要な対策です。


 何れにしても立ち眩み・口の渇き・目まい・倦怠感など、体調異常を感じた場合は、早めに対処するようにして下さい。こむら返りや筋肉の痙攣も危険信号です。
 しかし熱中症なんてインドや熱帯地方のものとなっていたはずですが、日本でこんなに起きるのは単に温暖化の影響ではないと思ってしまいます。何れにしても予防が出来る事ですから、しっかりと予防をする事を強くお勧めします。


 そのためには
 決して黒い服は着用しない!
 こまめな水分補給!
 空調服の着用!
 定期的な休憩を意識して取ることです。


 自分では若いと思っていたとしても身体は実年齢ですから、意識たけ若いつもりは危険です。


 最後に熱中症と思ったらコロナだったって事もあります。体調不良を感じた場合は、自己判断せずに受診するようにしましょう。