両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 釣りは依存症か

 依存症の種類として有名なのが薬物依存症にアルコール依存症でしょうか。最近は大谷選手の通訳の一平氏によるギャンブル依存症が有名となりましだか、バブル期にはギャンブル依存によって自己破産された方が多かったのも事実です。
 案外多かったのがパチンコ狂いをした主婦が亭主に黙って借金を繰り返し、結果返済が出来なくなり自己破産となった例は多数ありました。


 実は依存症は精神的な依存症と身体的な依存症があります。自己制御できなくなり無理に辞めると身体的にバランスが崩れ、いわゆる禁断症状が現れるようになります。


 先ずは依存症に陥る大きな要因として挙げられるのが、抑圧された心身を解放させるためのものです。一番如実なのが薬物依存ですが、薬物依存については多くの方が危険を認識されていますので、手を出すこと事態にはばかれるとして近寄ったりしないのですが、簡単に近づけるものとしてアルコールがあり、カフェインなども依存症になる原因です。


 タバコが止められなくなっている人は、ニコチンに対する依存状態に陥ってしまっています。タバコは害があるからと電子タバコに切り替えているか違いますが、何かを吸う行為そのものが依存状態に陥っているため、簡単に手放すことができない状態に陥っているのです。


 依存するのは言ってみれば心の解放や拠り所です。その部分にのみ自分を認めてくれる場所となり、抜け出せなくなるのが女性によるホスト狂いでしょうか。疑似恋愛から本気となってしまい、多額な借金を抱えて風俗に身を落とし、泥沼に陥り込んでしまって人生を棒に振ってしまいます。


 ではヘラブナ釣りはどうでしょう。会社に務めている場合は自分の身の置き場所として、会社があり付き合いがありとある程度の範囲がありますが、退職して他に趣味がない場合は、日曜日の釣りが待ち遠しくなり、それこそ楽しみはヘラブナ釣りしか無いとなった場合、やはりヘラブナ釣り依存症に陥ってしまうのではないでしょうか。


 その昔には鮎釣りと鉄砲打ちはするなと言われてしました。それは両方とも依存状態に陥ってしまうからで、仕事を休んでまでのめり込んでしまうのです。私自身鮎釣りをしていた頃は、人の少ない平日に行きたいとずっと思っていましたが、一度として実現することはなかったのですが、真理としてはとても理解が出来ていました。もし平日に鮎釣りを1度でも経験したとすると、もう抜け出せなくなった可能性があります。それほど平日に釣りが出来る人を羨ましく感じたものです。


 一方ヘラブナ釣りは、極端に混雑している池は別としても、少々人が多くても釣りは成立します。反対にガランとした釣り場は何となく寂しいというか、足が遠のいてしまいますが、もしヘラブナ釣りしか興味が持てないとすると、あるいはヘラブナ釣りが待ち遠しいと強く感じだしていたとすると、やはりヘラブナ釣り依存症に陥ってしまっているのではと思うのです。


 ヘラブナ釣りに陥る快楽感は、強い引き味と当たりを出すこと自体の難しさで、それでいて数が釣れるようになり、また大型サイズを釣り上げる高揚感など、ヘラブナ釣り依存になる要素は至る所にあります。


 どのような依存症であったとして、その依存状態から脱却するためには、他の趣味など自分の守備範囲で楽しめるものを持つことですが、歳と共に活動範囲も狭まってしまいますので、新しい趣味などは簡単には見つからないんですよねぇ。


 まっ、濡れ落ち葉にならないためにも、家人に迷惑を掛けない程度に何か別のことにも打ち込めるようにしたいものですが、お年寄りがゲームセンターのコインゲームで時間つぶしされている様子は、何となく・・・・。


 まだヘラブナ釣りの方が健全ですね。