両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 噂に上る人

 ヘラブナ釣りをしているとお喋りに余念のない人がいます。いつになったら黙るのだろうと思うほど、ひたすら喋り続けられているのは男として驚くでもあるのです。女性ならエンドレスでお喋りが続くのは良くわかるのですが、男ではむずらしいと思うのです。


 それが不思議と釣り堀に行くとずっと話し続けている方がいます。それも一方的に話し掛けていて、話しかけられる側は仕方なく受け答えを続けられているのでしょう。


 自分のことを放す場合はまだしも、噂話も蜜の味がするものもあります。決まって人の不幸が題材になりますが、爆釣を演じた方の羨ましい話は少なく、失敗した方の話の方が花が咲きます。


 実はその噂話をされる方こそ、話の中では主役となっているのです。決まって悪口ですが・・・


 寺山修司は「悪口の中においては、常に言われている方が主役であり、言っている方が脇役であるという宿命がある。」と言っています


つまり噂話をしている方が、単なる脇役でしかないのです。話している本人は主役だと思っているのですが、実際は単なる脇役でしかない事になります。


 私の場合も間違いなく脇役で、決して主役になることはないはずですが・・・ん?影で悪口を?それはあるでしょうね。


 欠席裁判って事も多々あるように、その場にいないことで話題の主役になるケースは多々ありますからね。


 でもヘラブナ釣りで陰口の主役になるのは、自分勝手な人に多いのではないでしょうか。あの人は口うるさく言うけど自分勝手だとか、厳しい事を口にするけど自分にだけは甘いとか。


 勿論指摘すべき事も多々あります。針外し禁止の池でタマを使わず針外しを使う人がいます。案外その方がヘラブナを傷めないからとの理屈ですが、喉を突く事故が起きる可能性が高いので、針外し禁止にしている池が多いのです。自分はそんな下手くそではないと言ったところで、下手な人が真似をする事もあるのですから、自重すべきではないでしょうか。


 針外しを使うのもベテランさんに多いので困ってしまいますが、自分勝手な解釈が釣り場を乱していることも自覚すべきでしょう。


 と・・ここで噂をしているのですが、やはり主役は困った人に帯する指摘です。その人にとっては悪口に聞こえているでしょうね。


 でも、噂話を自重する・・・それは出来ないかなぁ。やはり人の悪口は蜜の味がしますからね。


 しかしいつもいつも釣果の良い人は羨ましいです。悔しいからそんな人は噂にも照り揚げませんけどね(笑)。