両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 へら専科 本日発売日 2月3日(金) 3月号

  今日はへら専科の3月号の発売日です。今回のテーマは「水切れの良い竿」ついて書いています。


 また特別企画として別項目に「超食い渋りに強い両うどんの底釣り」と出して書いています。私自身とても苦労していますのでどこまで参考になるかどうかは解りませんが一読してみて下さい。

 出来上がった本をまだ見ていませんのでどのような仕上がりになっているか解りませんが、イラストを入れて解説されているはずですから、わかりやすく仕上げられていると思います。しかしそのイラストの下書きも依頼されるのですから、余計にこんなので良いのだろうかと感じています。


 取り敢えず紙面に載せるのですから決め打ち的なことは書けてないのですが、個人ブログであれば無責任にも気楽に書けます。私の思い込みも含めたことを書いていきますのでブログも参考にしていただければと思います。


 しかし水切れの良い竿はとても使いやすいですよね。今私が使っている竿の主流はモデル末期にさしかかっている朱紋峰 本式ですが、この竿は水切れが良いだけでなく釣り人の身体にも優しくて、腕や肩の痛みが出にくいのである程度のお年寄りは最適だと感じています。勿論釣り味も飛び抜けて良い竿で優雅な曲がり方や寄せ方など惚れ込む竿の調子となっています。

 
 水切れが良いだけで身体の負担はビックリするほど違いを見せます。テニス肘は聞かれたことがあると思うのですが、水切れが悪い竿を無理に使っているとテニス肘のように肘の筋を痛めてしまいます。1度痛めると回復に1年ほど掛かってしまいますのでとても注意が必要で、私自身軽量系の竿が面白くて使い続けていた時期があるのですが、軽量系になればなるほどピンシャンしていますので、水切れが悪くまた胴も固いので肘に負担が来てしまったのです。
 その頃は水切れの悪さを解消する方法が解らずに使い続けた結果、利き腕では合わせが出来なくなって左手で合わせて右手に持ち変えて取り込むようなことをしていたのです。
 肘を痛めたのですから釣りを休めば良いのですが、それが出来ずに痛い肘のまま釣り続けていました。ただその当時もまだ肘を痛めた理屈が解らずにいたのですが、ここに来てやっと理解できましたので、肘や肩に優しい竿選びをするようになっています。
 本式を主流に使い出して肘を痛めることはなくなったのですが、竹竿も重いですが本式のような本調子ですから肘や肩を痛めないんですよね。本式はシマノですがダイワであれば間違いなく兆が肘に優しいと感じています。ただ本式に比べると穂先と穂持ちを硬めに仕上げてある竿ですから、長尺は先重り感が強くなりますので注意が必要です。


 また超食い渋りの時期に両うどんをお薦めしていますが、特に何かを変えることではなくてうどんとまぶし粉のバランスを主に取り上げています。果たして参考になるかどうかは確認して戴く以外ないのですが、なにも食い渋り時期だけに適しているのではなくて、1年を通して有効な方法として書き上げていますので少しでも参考になればと思っています。


 しかし今回の水切れの良い竿についての寄稿は、編集部に送ったつもりになっていたのですがまだ送れていなくて、編集部からの催促で慌てて送りました。そのため編集部は徹夜もされていた様子で、夜中の返信や朝5時台にメールが届いていたのです。4月号はサッサと送っていますので今度はゆっくりしていただけると思いますが、しかしこんな内容で良いのでしょうか。創刊40年を経ている月刊誌ですから既に取り上げられていることも多々ある思うのですが、出来るだけ焼き直しにならないような新しいことが書ければと思っています。
 でも基本的には先人の知恵が元になっているのですから新しいことを書くのは簡単なことではありませんね。