両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り ヒーターベストの選び方と注意点

 前回ヒーターベストを取り上げましたのはバッテリーの汎用性についてでしたが、今回は選び方と使用方法について取り上げたいと思います。
 来週からはいよいよ冬本番の様相で、我が京都でも氷点下の気温予想がされていて雪もちらつくとのことで、日中の気温も1度や2度とのことですからヒーターベストは欠かせない気温になりそうです。


 さてヒーターベストには広範囲に暖めるタイプと部分的に暖めるタイプがあります。主に背中を温めることで暖かく感じるのですが、より暖かく感じる部分は首の周りです。首の近くは太い血管が通っていますので、血液を温めることで温まった血液が体中を循環するため、両肩や首の後ろにヒーターがあるタイプが背中を暖めるより暖かく感じます。


 またお腹部分を暖めるタイプはお腹そのものを暖めるというよりは、ポケットに手を入れることでその手を温めることが出来ますので、お腹付近にヒーターがあるタイプが使い勝手が良いと感じています。


 次にベストの素材についてですが、素材の多くはポリエステルですからそれでいいのですが、背中部分にアルミ箔のようなものが貼られているタイプを強くお薦めします。実はたったそれだけでとても保温性が高いので、場合によってはヒーターのスイッチを入れなくても温かく感じる程です。これは私自身も驚いているのですが背中が熱いと感じるほど保温性が高いのでこれは絶対お薦めポイントとなります。


 着用についてですがヒーターの暖かさを寄り強く感じるためには肌に近い位置で着ることです。ただそこで最大の注意ポイントとして低温火傷の危険がある事です。低温が長く肌に当たっているとその部分を火傷してしまいます。
 反対に中に何枚も着た上でヒーターベストを着ると直接的な暖かさは感じにくいのですが、外被で熱を逃がさないようにすると思った以上に熱がこもりますので温かく感じます。その場合の注意点はのぼせてしまうことです。長時間お風呂に入っているのと同じようになる可能性があるので注意が必要です。


 いずれにしても温度管理には気をつけて、途中切ったり入れたりと小まめな調整をされる方が安全ではないかと思っています。ただヒーターベストの特徴なのか製品による個性なのかわかりませんが、バッテリーとヒーターベストのコードを接続して直ぐにスイッチを入れると通電して暖まるのですが、1度切ってから時間が経って再度スイッチを入れても通電しない場合があります。その場合は1度バッテリーとの接続コードを外して再度接続すると通電して温かくなります。


 バッテリーについてですが容量が多いほど高額ですが、最近は高容量のバッテリーでも安価な物が出回っています。現実に表示通りの容量があるかどうかはなかなか難しく、表示だけが高容量で思った以上に長く保たない粗悪品もありますので、お買い得を見つけたと飛びつかないで使用感などの評価も確認されるとと良いと思います。


 最後にサイズについてですが、ピッタリサイズほど暖かく感じるのですが、下に何を着るのかでそのピッタリ感は違ってきます。また輸入品のサイズは表示より極端に小さな物がありますので、ネットでの購入などでは十分に注意して購入されることをお勧めします。
 出来れ試着できる店舗で購入されることをお勧めしますが、ネットではとても安価に手に入る場合もありますので、サイズ感やバッテリー容量などを十分に吟味して購入して下さい。私の場合は少なくとも1ワイズ大きめを選ぶようにしていますがそれでもやや小さいと感じています。


 まだまだ気温が低い日が続きそうですからヒーターベストが有効ではないでしょうか。年寄りの冷や水ではないですが、寒い屋外で震えながら釣り続けることは決して良くありません。しっかりと保温をして体力の消耗を少しでも減らすことで免疫力の低下を防ぐ事が出来ます。結果としてコロナにも罹患しにくくなりますので保温は思った以上に重要だと思います。


 昔からあるガスヒーターより身体を直接温めますので、安全なところも含めてお薦めします。私もガスヒーターは持っていますが全く使わなくなっています。