両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 63枚の釣果 淀の釣天狗 釣行記 9月18日(日)

 連日の釣天狗です。
 台風の進行速度が遅くてまだ九州辺りとのことで、京都の空は思った以上に良い天気となりました。予報では午後から小雨が降るとのことでしたが、ホンの少しパラっと降った程度でした。
 ただ雲が垂れ込めている時間もあり、UVカットの袖やフェイスマスクを脱いでいたのですが、シャワーの湯がにかかるととても熱いと感じましたので、思った以上に紫外線の影響があったようです。
 飛行機雲を見るのもいつ以来でしょう。ゆったりと空を見上げる時間も必要ですね。


 そろそろ秋の気配が感じだしても良い頃ですが、台風は季節を運んでくるともいいますので、14号が通り過ぎると一気に秋の気配を感じるようになるかも知れません。大会準備もあり大池に入りたい気もしているのですが、台風の影響で強風が東風が吹いていますので、前日と同様小池の桟橋に陣取ることと致しました。
 天釣会の皆さんも追い風となる東桟橋に陣取られていました。

 
 この天狗池の特徴の1つに大助より小池の方が大助が釣れる確率は高いと感じています。勿論大池にも大助はいますので釣れるのは釣れるのですが、池のサイズの影響なのかどうか解りませんが、何故か小池の方が調子が良いんですよね。ただ小池は良いときと悪いときがハッキリとしていて、大助どころか小助の当たりも出ない日があるんです。そういう意味では釣行時期によっては慎重に選ぶ必要があります。


 先週とうって変わって大助の姿が見られません。釣っても釣っても尺未満のサイズばかりで誰も検寸に現れません。そんな中で先ずは私がトップを切って10時半に34㎝を計ります。この34㎝ですら大きいと感じる程に小助サイズばかりだったのです。


 その後1人西の塀側に陣取っていた淀の松本さんが、午後の1時半に35.2㎝を釣り上げてトップに立ちます。しかしこの段階で検寸したのは私と松本さんの二人だけでしたから、皆さん小助ばかり釣り上げられている事になります。


 菱田規定委員長も苦労されている様子で、尺数の変更をして挑んでおられたのですが、今回は大助には恵まれませんでしたが初めて見る柄の赤ヘラを釣り上げられていました。

 肩にだけ黒い模様があるのは珍しいですよね。


 そして松本の長老が午後2時半になって36.2㎝を釣り上げて本日も2位となりましたが、検寸台に乗るまではもっと大きく見えたのですが、思ったよりサイズが伸びませんでした。。

 松本の長老の後で竹藤副会長が検寸に来られました。横目で良く釣られているなぁと見ていたのですが小助サイズばかりだった様子で、やっと計れるサイズが釣れた様子でしたが、残念ながから35.9㎝で3㎜及ばずで3位=圏外となってしまいました。


 今日の私は11尺・13尺・7尺と尺数の変更を3度しました。餌は前回なんとなく良いと感じた組み合わせです。昨日の土曜日にはもうひとつ的な感じだったのですが、今日は尺数の変更をすることが功を奏して快調に釣り上げる事が出来たのです。


 朝の10時半に34㎝を検寸してからなかなか検寸することが出来なかったのですが、2時前になって38.2㎝を釣り上げる事が出来てトップに立ちます。ただそれまでは結構大変で11尺でスタートしてそれなりに釣れていたのですが、ザリガニが浮きをひっぱり沈めてしまい釣りになりません。
 そこで一気に13尺に伸ばしてみました。すると1投目からとんでもなく良い当たりを返してくれるではないですか。これは13尺が正解かと思ったのですが良い当たりの割にヘラブナが乗らないんです。合わせど合わせどカラツン状態が続きます。不思議なことにスレも起きないのですから、一体どうなっているのだろうと思うのですが、水面にまでヘラブナが集まっていることが解るほど寄っていました。


 いつものように寄りすぎは食い当たりが出しにくいと決まっていますので、一気に7尺へと変更してしまいます。11尺を使って集めたヘラブナは13尺でも簡単に移動してきますので余計に集まってしまったのでしょう。そこで13尺から7尺まで一気に短くすることで新たに集め直しとなりますのでいわゆる初めから仕切り直しです。


 ところが7尺での第一投するも即当たりが出ます???どうして??と思ったのですが、先ずは1枚釣り上げたまではいいのですが、3枚釣り上げた後は当たりが止まってしまいました。俗に言う居着き3匹を釣り上げたことになります。


 それでも根気よく打ち返すことで2時10分の段階で40.5㎝の大助を釣り上げ今日の1位確定となりました。

 勿論ハイポーズです。魚体サイズというより尾が長いので40㎝を超えることが出来ました。しかしマスクなしは冴えない顔していますねぇ(T.T)


 そして大助の43㎝を釣り上げます。バカっぽい顔していますが・・・実は先日の竹藤副会長と同様にスレだったのです(T.T)。 

 結局今日は大助混じりで63枚の釣果を得ることが出来ました、釣天狗で50枚を超えるのは久しぶりですが、やっと高水温も落ち着いたのでしょう。ただ横の川が台風の影響か随分と増水しています。その結果放水管からザリガニが侵入した様子で、特に小池に多数いる様子です。もしザリガニの気配を感じた場合はさっさと尺数の変更をすることをお勧めします。
 今日の場合は11尺辺りにザリガニが多数いたのですが、13尺に変更するとザリガニの仕業と感じるように浮きの動きはありません。7尺の場合もザリガニを感じませんでしたので10尺前後の位置に多数いそうでした。他の池でもザリガニが邪魔をする場合があると思いますが、その場合は早めに見切りをつけて尺数の変更をするのが良いのかも知れません。


 天狗池は底釣り限定池です。餌もうどん限定ですがうどんの太さ硬さはある程度自由です。まぶし粉もペレット主体ながらもサイズは自由ですから、その組み合わせなど色々と試すことで面白い釣りが出来るのではと思いますが、それも時期によって変化していきますので、その見極めもヘラブナ釣りの楽しみとして色々と探ることをお勧めします。


 そして床休めがとても重要な事と思いますので、池を散策されるのも良い方法と思います。奥に行くと綺麗な花が咲いていたり実をつけていたりします。最奥の井戸水に手を濡らして気分一新もアリではないでしょうか。


 キバナコスモス

 クルミ