両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 西池 釣行記 86枚釣るも・・ 8月20日(土)

 真夏の西池です。


 7月には3度の訪問をさせていただきましたが、41㎝以上の大助は1度切りでそれ以外は39.5㎝がトップで37㎝代ですから1000円券ゲットには至っていません。しかしその41.7㎝だったのですがそのサイズで7月の月間タテに入賞していましたので、その景品を戴くことも兼ねての訪問と相成りました。
 なんとか5位にと思っていたのですが押し出されて8位です。

 8位はインスタントの袋麺でしたが同じなら8位からもう少し落ちて10位で5千円でも良かったのですが、30位を見て下さいなんと3万円ですよぉ。なんと羨ましいじゃないですか!!でもこんなことを言っているのは下品の極みです(T.T)。純粋にヘラブナ釣りを楽しむべきですよね。素直に池のご厚意であるインスタント麺をありがたく頂くことと致しましょう。


 7月に訪問させていただいた時に感じたのですが、気温より水温の方が高いのではと思うほどの高水温だったのです。冬期と違って水温を測ることをサボっているので正確にはわかりませんが、釣り上げたヘラブナを触るだけで温かいと感じたのですから相当な高水温だったのでしょう。それも屋内釣り場で感じたのですから屋外釣り場ではもっと高水温だった可能性があります。
 今日の西池は7月より高水温かと思ったのです。実はこのようなアオコが発生していたのです。これは大変だ!!今日の釣りは撃沈間違いなしと思う光景だったのですが、実際水温を測ると28度程度しかなかったのです。


 今日の釣り座はいつもの室内釣り座です。

 いつもは沢山の釣り人がおられるのですが、案外空いていて向かいの好ポイントが空いていたのです。移動したいと少し浮気心が働いたのですがいつものポイントで勝負する事と致しました。


 前回の釣行で感じたのはしっかりと餌を底に沈めることです。いやいや勿論底釣り限定池ですから両針とも着底はしているのですが着底するまでの話です。
 途中変にバラケると直ぐに上ずってしまいます。だからといってしっかりと締めてしまうとなかなか当たりが出ないので今回も3種の餌を試すことと致しました。


 初めは少し軽い目で今年の春に発売された底釣り用の餌を使って見ました。もう少し当たりが出るかと期待したのですが、西池のヘラブナには好みが合わなかった様子で、初めに作った餌を使い切るまで頑張ったのですがダメでした。


 取り敢えず上ずらせないために一気に沈めてやることが必要ですから、しっかり重さのある底釣り用の餌に変更です。実はこの餌が前回から上手く行っている餌で、アオコが発生している今回でも早いタイミングで食ってくれたのです。


 取り敢えず今回の釣行を振り返ってみますと初めは8尺で釣り開始です。8尺にする意味は底釣り用の餌でも早く開けるためにソフトに仕上げたためで、短竿であればソフトな仕上がりの団子餌でも扱いが楽で回転も早くできます。これが10尺以上になると少し締めてやる必要がありますので、当たりの出方が遅くなってしまうので先ずは8尺を選びました。それなりに思い通りに扱えたのですが釣れども釣れども良いサイズが上がりません。


 そこでランチを済ませてから尺数の変更です。ランチはかき揚げ天ぷら玉子とじ丼です。なかなか美味しいのでお勧めですよ(笑)。


 ランチの後に1尺伸ばして9尺に変更です。実は9尺にしたかったというよりはスレを掻いてしまって、針外れを起こし天井にある照明に仕掛を引っかかってしまったのです。それも何と2度も(T.T)。下手くそですねぇ。その為に否応なしに9尺に変更となりました。


 結果としては9尺に変更して成功となったのですが、多くの方は大助狙いのためうどんを使われていると思うのですが、竿がそんなに立つことはなく数もそれ程釣れていなかった印象ですが、私は団子餌のためでしょうか9尺に変えてから余計に良い調子に釣り上げる事が出来たのです。
 ただ他にも団子餌を使われている方がいて私が帰る頃に100枚目と言われていたので、アオコが発生している割には良く食っていることになります。


 結局今回は39.2㎝が最大で86枚の釣果でしたが、41㎝オーバーの大助が釣れることはなく終わってしまいました。ただ運良くこの39.2㎝で今日のタテで5位に入賞出来ました。

 そして西池より景品で日用品を頂きました。

 今日の買取は私と紅と合わせて38㎝オーバー1枚で300円。35㎝オーバーが200円が4枚で合計1,100円となりました。少しは高速代の足しになりましたが尺半を釣り上げたいです!


 ただ今日釣れてくるヘラブナの魚体が良くありません。多くのヘラブナが赤班病に掛かっているのです。アオコが発生するほど水質の悪化が原因と思いますが、まだ餌を食ってくれますので今のうちに治療すべきです。本当は水質をよくするだけで治ってしまうのですが、池の水をそうは簡単に入れ替えすることは出来ませんので、結局は薬浴しかないのですがこの薬もまた高価なんですよねぇ。少量だと塩水でも治るんですけどね。
 元々は運動性エロモナス菌ですがこの菌は常時水中にはいるのですが、水質悪化などで魚が弱ったりすると発病してしまうんです。


 8月23日は臨時休業されますのでご注意下さい。

 どうも地蔵盆をされるようでその案内もありました。


 地蔵盆は京都を中心とした関西圏で行われている行事です。子供の成長を願って町内に鎮座されているお地蔵さんを化粧直しして、お坊さんにお経を上げて貰いながら長く大きな数珠を皆で一斉に回すのです。
 新興地に引っ越してからはお地蔵さんもなく地蔵盆はなくなってしまいましたが、古い町内には必ず1体のお地蔵さんが奉れていたのです。顔を白く塗り直し前掛け新調してお参りをしたのです。
                    *下の3枚の写真はネットから拝借しました。

 奉られたお菓子や日用品を町内の子供達に払い下げられますので、私も子供の頃はそれをとても楽しみにしていたのです。お菓子を配る時間が決まっていたのですが鐘を子供達が叩きながら町内一周して皆に知らせるのです。


 子供が生まれると地蔵盆に飾る提灯を新調して奉納していました。


 そんな地蔵盆そのものも減っているでしょうが、今の時期はコロナ禍で余計に出来なくなっているのでしょうね。
 大人達も役割と言いながら集まって楽しんでいました。懐かしいなぁ・・・・