両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 1月20日(日)雨のち曇り・・こんなもんか

 いつものように淀の釣り天狗池へ。今日は日曜大会の日ですが前日の試し釣りで何とか格好が付いたので、その再検証も兼ねての釣行となりました。
 ただ朝から雨模様でもありましたので、屋根の下に荷物を置くと便利なために小池に陣取って戦闘開始と相成ったわけですが、なんと全く当たりを返してきません。水温を測ると11度近くありますので、全く駄目な状態とはいえないはずです。
 向かいに入った釣り人はポツポツと忘れた頃に釣り上げられているのですが、1時間全く当たりを返してこない状態が続きました。
 う~ん・・・これは困ったと諦めムードが漂います。これでは移動したいとお尻もムズムズしてきます(笑)。
 大池に入っている知り合いに声を掛けると既に8枚釣り上げているとのこと。


 移動!!


 19日に入ったとなりの枡へ移動することにします。ここであれば小池で使っていた竿の長さがそのまま使えますので、また雨の中を一から仕掛けを用意する面倒を省くことにしましたが、こんな所にもものぐさな性格が出てしまいます。


 ヘラブナ釣りに面倒は禁物とあれほど理解していたにもかかわらずこの体たらく(笑)


 というわけで再度戦闘開始です。先ずは水温確認をしますと12度やはり1度高い様子で前日と変わっていません。
 これは釣れると変な確信を持つのですが、向かいに入っている釣り会の人達は釣れないとぼやいています。アレ?釣れてないのかぁ??
 聞き耳を立てていると半数の人達がボーズらしい、なんや釣れてないやんと気持ちも沈んでいきます。


 しかし、せっかく移動したのですから釣り合えずは打つべし打つべし打つべしと仕掛けの投入を繰り返します。
 やっとやっと生命反応が出だしました。よしよしとほくそ笑んでいたのですが、実際に釣れるまでまた時間を有してしまい、なんと移動して釣り開始から1時間後にやっと釣れました。
 その後もテンポ良く打ち続けて食い気を誘うと頑張ります。途中思い出良き餌を登場させてみますが反応は良くありません。やはり前日試した餌にまぶし粉のコンビが良いようです。ただそれでも正解とまでは言い切れない状態でしたので、もう一つ今の時期ではどうかと思うのですが、最盛期に試している方法も採ってみました。


 アラ不思議、当たりが出るではないですか、その後毎投毎投当たりが出るではないですか。
 小さな黒線当たりに一節当たり、二節当たりにモタレ当たり消し込み当たりまで送ってくるではありますが、それも毎投毎投当たりを返してきます。
 これは調子が良い!!といいたいのですが全てカラツン(T.T)


 何でやねん!


 20分の1程度の確率で乗るのみで、余りにもカラツンが続きます。終いにはハリス切れも2回も演じてしまう体たらく、知らず知らずのうちにチカラが入っていたようですが、会心の当たりに会心の合わせで釣れて来るもサイズが伸びず、せっかくの日曜大会に登録出来ずと悲しい結果となってしまいました。


 今回の釣行で確認出来た点あります
 ○先ずは先日と同じ浮きをパイプトップからムクトップに変更し同時にショート丈のボディに変更した事で当たりが頻繁に出るようになった
  これで感度が良くなって当たりが出やすくなった


 ○ハリスが細い方が当たりが良く送ってきた
  ハリス切れを起こしたので0.1号太くすると当たりが止まってしまった


 ○オモリを軽くした
  当たりが頻繁に出るようになったか、感度が良すぎて食い当たり以外も当たりと間違うような当たりとして出てしまった。


 ○まぶし粉の魚粉率を減らしたペレットを使用したことで寄りが良くなった
  反面真冬にもかかわらず寄せすぎて上ずらせてしまった
  
 ○まぶし粉の量を減らした
  押さえを併用しないで剥がれを良くしたことで当たりまでの時間が短くなった
  寄りが良いので当たりが出やすくしたが盛期のような食い込みに至らなかった


 ○上ずらせて糸ズレを誘発
  やはり底に向かせる努力もすべきでした、ついつい寄せを優先させてしまいました



 次週はもっと寒くなるとの予報が出ていますので、益々釣り難い状況になることが想像出来ます。
 今回のことを踏まえて、もう少しオモリが乗る浮きを利用することで、当たりを若干殺すことも必要だったようですが、パイプトップとムクトップの違いであれほどの当たりの違いが出るのかと、改めて認識した1日でした。
 ただ当たりが出ているのを止めようとする工夫には、どうしても出来ずに当たりが多いことを優先し続けてしまいました。
 再度考え直す点も踏まえて次の釣行に挑みましょう。
 さて、どんな結果となりますでしょうか。



 大助は単なる偶然の結果だ!!
  
 と思うのですが、あの大西名人は他の大会に参加されていたのですが、3匹長寸大会で終了間際に規定の3枚目を釣り上げただけでトップを取って行かれました。
 なんという強運でしょうか。運も実力のうちとはいいますが、、、、、私にはつくづく実力がない事を実感してしまいます。
 小池にて当たりが出ないことで大池に移動してしまいましたが、何のことはない小池の方が圧倒的に大助が出たのです。
 移動が裏目に出たのかどうかは別として、大助が釣れるよりもうある程度の数を釣りたいと思うのです。そして大助が釣れるのは単なる偶然や!って叫ぶのであります(笑)


 いつか釣り大会を完全制覇してやるぞ・・・オーーッ!