両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 シマノ ヘラ竿新発売 「紅月(あかつき)」

 一昨日シマノのホームページがメンテナンス中で開けることが出来なかったのですが、その原因がやっとわかりました。


 令和4年1月21日午後6時新製品の公開が行われたのです。


 新しいヘラ竿餌の名称は 「紅月(あかつき)」 です。

 しかし真っ赤っかですねぇ。


 力強いやり取りを可能にする硬式先調子。との事ですから最近出ていた風切や獅子吼のような柔らかいタッチの竿でなさそうです。またなんと6尺から18尺までと幅広いラインナップですが、最近のシマノの定番である9尺までは1尺刻みですがそれ以降は1.5尺刻みです。


恐ろしく綺麗に曲がる「やわらかタッチのパワー系」で、感動の1枚を!
 このようなキャッチコピーが着いているのですが、曲がるけどパワーがあるとのことですからじっさい掛けてみないとその感覚は想像しがたいところがあります。


 握りはしっとり綾織りですね。

 なかなか派手な色合いですがダイワの兆を見慣れている私としては、なんとなく真似てると感じてしまいましたが価格帯が随分と違っています。


 早々とYouTubeに載っていますのでここにも載せて起きます。

【22SS 新製品 へら】紅月(あかつき)/吉田康雄【シマノオンラインフィッシングショー】


 最近は朱紋峰 鉾や普天元 獅子吼のような高価格帯のヘラ竿が発売されていたのですが、紅月の価格帯は手に入れやすい価格に抑えられていて20,700円~40,800円 (税別)とのことです。近い価格帯としては20,300円~33,000円 (税別)の風切に近い価格帯ですね。
 これまでシマノのヘラ竿は21種類あったのですが今のところ消えた機種はありませんので22種類に増えたことになります。


ハイコストパフォーマンスを誇る、鮮烈なるパワーロッド「紅月」!


 確かに手に入れやすい価格帯のようで、重量的にも16.5尺で92gですから軽量系ではないですが柳と同程度の重量のようです。


尺数  全長   調子  継数  自重  先径 元径  本体価格
 6   1.81   先調子     3   29    0.9  7.7   20,700円
 7   2.11   先調子   3    34   0.9  7.8   20,900円
 8   2.41   先調子   3    43   0.9  8.2   21,400円
 9   2.7     先調子   3    53   0.9  9   22,200円
10.5   3.15   先調子   3    61   0.9  9.4   24,900円
12    3.61   先調子   4    76   0.9  10.1  27,200円
13.5   4.06   先調子   4    81   0.9  11.1  30,600円
15   4.51    先調子   5    87   0.9  12.1  34,000円
16.5  4.96    先調子   5    92   0.9 12.7  37,400円
18   5.41    先調子    5     107   0.9  13.1   40,800円


 新製品の項を見てみますと今回のシマノはヘラ竿に留まらず広範囲の魚種で新製品が発売されている様子です。昨今コロナ禍で感染リスクが少ない釣りが見直されていて、一時期はゴカイが品薄になっていたことがありました。産地の中国のコロナも影響していたのでしょうが、人が集まるようなレクレーションでは楽しめないのですから、否応なしに釣りにも目が向けられた結果でしょう。
 当然そうなるとメーカーも今がチャンスとばかりに打って出ることにしたのでしょう。そういう意味では高価格帯ではなく手に入れやすい価格での提供はニーズに合っているということでしょうか。


 そうなるとダイワのフラッグシップ竿の枯法師がカタログから消えている今としては、次に出るかも知れないのも当然フラッグシップの高価格帯のヘラ竿になってしまうのでしょう。そうなると戦略的に果たして合っているのかどうか疑問で、ヘラ釣り師としてはフラッグシップの竿にはとても興味を持つのですが、余計なお世話ついでの話としては戦略的に少し失敗ではと思ったりします。結果として新製品についてもシマノの後塵を拝する結果となっているような気がしてしまいます。


 これを書き終わった段階で何と!!
新枯法師がダイワから発表されました!!。
 詳細につきましては24日の月曜日のブログでお知らせしますので暫くお待ち下さい。


 しかし私は既に終活を始めているのですから、新製品が欲しいかと言われればそんなこともないのですが、やはり1度は使って見たいと思ってしまうんですよねぇ。


 さて今回の紅月は期待出来る仕上がりとなっているのでしょうか。