両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り ヘラ竿の整理(終活)を開始しました(T-T)

 12月21日に書いていましたように竿の整理を開始しました。竿を手放すのはなんとなく別れが惜しいと感じてしまうのですが、手元にあっても何時まで使えるかとついつい考えてしまいます。その結果としていつまでもズルズルと持ち続けるよりは、まだ新品の香りが残っている間に手放した方が、次に使っていただく方も気持ちいいだろうと思って、同じ手放すのなら大好きな竿からにすべきだろうと思ってヤフオクに載せました。


 1つ目:竿春 響 13尺
 13尺で私的にはとても使いやすい竿なのですが、最近はどうしてもカーボン製を使うことが多くなることもあり、また同じならお気に入りから手放すべきと思っての放出です。お気に入りでしたから胴拭きをして保管していましたので光沢がしっかりと残っています。実は穂先と穂持ちはカーボンですがそれらも漆で上塗りをしてあるんです。



 2つ目:シマノ 嵐月 16.5尺 96g
 昨年手に入れて夏場のパラソルの元ではとても使い安いとお気に入りでしたが、パラソルを使わない時期にはどうしても竿立てに入れたままで、竿ケースにすら入らない状態になっていました。腰が強く独特の調子を備えていたので他の竿とはまさに差別化できていたのですが、休んでいる時間が長いようであればやはり次の方に使っていただこうと放出となりました。



 3つ目:ダイワ 兆 16尺 98g
 実際私の持っている現行の竿の中ではトップのお気に入りの竿でした。穂先がやや硬めですが腰から綺麗に曲がって、イメージとしては竹竿に近い感覚でとても良い調子だったのです。そんなお気に入りであれば残したいと思うのも人情ではあるのですが、やはりお気に入りだからこそ次の人生ならぬ次の持ち主に可愛がっていただければと思って手放すこととしました。


 4つ目:ダイワ 兆 17尺 98g
 16尺より先に17尺を先に手に入れたのですが惚れ惚れとするその調子の良さで、急いで16尺も手に入れてしまった原因を作った竿です。イメージとしては17尺の方がもっと綺麗に放物線を描いて、胴調子とはこういうものを言うんだといわんばかりの良い曲がりをしていたのです。穂先と穂持ちの硬さより胴のしなりの良さの方が目立った印象でしたので、メーカーのうたい文句では硬式胴調子とのことですが硬式とは少し違うだろうと感じていました。といっても大助でも何ら不自由なく取り込めますので、竿の曲がりからくる印象よりしっかりとしていたのかも知れません。
 不思議なことに16尺と17尺は同重量の98gなんです。1尺違いですから30㎝も違いますし竿の太さも明らかに違っていますので同じ訳はないはずですが、そこはメーカーの技出力なのでしょう同重量に仕上がっているのは驚きです。


 次は何を手放そうかと悩んでいるのですが、終活とはいえ例え道具だとしてもなんとなく一抹の寂しさを感じてしまいます。道具にも愛着が湧くってことでしょうね。そういう意味でも道具類は大事に使いたいと思っているのです。良く浮きの調整や仕掛を触るときに竿尻をズリズリと擦っている方がいますが、あんな扱いをすると竿尻が傷ついてしまうのですが平気なんでしょうか。長らく使っていて失敗して擦った事はありますが、通常は気をつけて決して擦らないようにしているんです。勿論餌で握りが汚れているなんてもってのほかです。竿は必ず手袋をして握るようにしているのですが、滑り止めも勿論ですが手垢が付くのも嫌なんです。といって決して潔癖症というわけではないんですけどね。
 道具で釣果が良くなることはないのですが、道具を大事に扱えない人は幾ら釣果が良くても尊敬の対象にはなり得ないと思っているんです。
 こんなことを思っている私は変人なんでしょうかねぇ。