いよいよ年度末のヘラブナ釣り
通常の釣りでは竿納めをします。鮎の場合は、解禁日から始まり夏も終わる頃になって、次の釣行で竿納めをすると自ら決めてしまいます。
海でも対象魚によって今日で竿納めにしようとすることも多々あり、来春の水の温む頃に初釣りとなるのが普通でしょう。
ですが、ヘラブナに限って言うと、竿納めの時期は存在しないようです。野池組は、時期によっては全く見向きもされないので、釣行を取り止める方もおられるとは思いますが、水温む季節から野池に繰り出し、水温の低下と共に管理池に釣行先を変えておられる釣り人も多数おられます。
私のような釣り堀専門は、それこそ年中ヘラブナ通いとなってしまいます。私は真夏の一時期は鮎に移行しますが、河川の氾濫など川の状況が良くないときは釣り堀へと方向を変えてしまいます。
いよいよ年末となりますが、最後の釣行が12月30日の日曜日だとしても、正月休みの1月2日や3日には初釣りへと繰り出しますので、それこそ年中ヘラブナを追いかけ回してしまい、竿納めの時期は存在しないことになります。
年中釣り続けるなんてホントヘラブナ釣りは中毒性が高いのでしょうか。
このように年中釣り堀でヘラブナを追いかけていると、やはりその時期によって色々な変化を感じます。
池の水の汚れなどの状態、ヘラブナの動きなど明らかな変化を見せてきます。池主による病気予防のための薬投与による変化もあります。
同じ池であったとしても、その日その日によって違う様子が窺えます。その変化によって釣果の違いが出るのは当たり前のことですが、その変化をものともせずにある一定数を釣り上げるには何をすべきかとなります。
盛期だから良く釣れたとか、今日は薬が入っているから釣れないとか、水が極端に汚れているから釣れないとかでは、相手方次第の釣果となりますので、釣れない原因や釣れた原因も自らの腕は別とのところにある事になってしまいます。
そんな運任せみたいな釣りは面白くないと思うんです。
確かに海などでは、潮の影響がモロに受けてしまいますので、職業漁師ですら対応のしようがないと諦めてしまう事もありますが、そんな中でも釣果をあげる人がいるのも間違いありません。
潮を読むといわれたりしますが、長年培われた肌感覚でしょうか。こうすれば良いなんていえるほどの大きな違いはなさそうです。
ヘラブナ釣りに於いても同じ事でしょう。これから益々水温が下がってしまいますので、動きが悪くなるのも間違いなく、釣れないのは水温のせいと諦めてしまいがちですが、諦めてしまっては1日が勿体ないので、アレコレと挑戦を続けることとなります。
といって、余りにも反応を返してくれない場合は、気力も失せてしまいますので何も出来ない自分がいます。
そんな自分を奮い立たせるためにも、どこか競争原理を働かせるのが良いような気もします。根本的には穏やかで静かに釣りをしたいと思っているので、他の人達と争いたくはないのですが、それこそまんじゅうなんてのは世知辛い釣りになってしまいますので興味はないのです。
ただ大助賞なんてのは1枚の偶然でもありますので、何となく張り合うには適しているのかも知れません。
誰かが40㎝の大助を釣り上げたとすると次は私が!とチカラが入るというものです(笑)。
ほんの少しの競争をすることで釣果へ繋がる工夫が出来るとしたら、一概にそんな釣りはヘラブナ釣りではないとも言い切れないでしょう。
互いに切磋琢磨することで釣技の向上が図れるのであれば、全体の底上げへと繋がるように思います。
そんな釣り会のために我が天釣会は存在しています。
先日の池での状態も、ある釣り会の人達は全体に上手い!と感じさせる結果を残されました。日頃から研究熱心なグループなのだと窺い知れるというものです。
一匹狼で孤高の釣り師を気取って見ても、他の人達に置いて行かれたのでは面白くありません。
それこそベテラン釣り師のグループをアッと言わせるような釣果を上げてみるのも痛快ではないですか。
釣りはまさに自分の楽しみそのものです。誰かが釣り上げるのを見て楽しむようなスポーツではありません。
益々水温の低下によって釣り難い中で釣果を伸ばすのは、まさに自分の釣技を見せつける事となるでしょう。
年末の釣果次第でいつもと違うお正月を迎えられることと思います。
明日に向かって釣れ!(爆)
釣るべし釣るべし!!
美味しいお雑煮と美味しいお節を前にして1人悦に入るのもまた楽しいではありませんか
ヘラブナに対する食い気を起こさせるには何をすべきか!これからも考え続けることとなるのでしょうね。。
また実験を繰り返してみますが、なかなか特効薬は見つかりません。餌に「優・良・可」とあるとすれば、今のところやっと「可」が見つかった程度です。せめて「良」くらいの餌を見つけたいと思いますが、あと何が残されているのでしょうか。
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