両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 雲を学ぶ(観天望気)

 釣りは基本屋外のスポーツですから天候は気になりますよね。いくらヘラブナ釣りは全天候型だとしても良い天気の方が気持ちが良いに決まっています。出来れば風も穏やかで春うららな季節や今の11月の晴れ間である小春日和の日に釣行したいものです。


 今では当然スマホを駆使して天気予報の情報を収集するのですが、釣り人としては当然のように観天望気が出来るはずです。
 我が京都では東北方向にある比叡山に向けて雲が流れると雨または雨が続くと決まっています。西の山が雲に隠れていると今晴れていてもやがて天候は崩れ出します。反対に西の山が綺麗に見えると雨の心配はないとなるわけです。
 漁師などは天気予報よりもどこの岬に波がかぶっていると嵐になるとか、反対にこの風の方向では嵐が収まるとか言い当てます。


 知らない土地では観天望気は役に立ちませんが、見えにくくなった目をショボショボさせてジーッと浮きを見つけているばかりではなく、ぼーっと空を見上げる余裕のようなものがあって良いような気がしてきます。見上げた空に流れる雲を見て今後の天候を知ることが出来ます。


 そんな一時に少し役に立つ情報がダイワから出されていました。それが「覚えておきたい雲の種類10」です
 これはダイワのやっている子供向けの社会貢献事業で、D.Y.F.Cという1976年に発足されているクラブです。釣りを通じて自然と一体となる歓び、心躍る瞬間を子供達へ伝えていく。
 地球を感じ、いのちと出会い、まびのびと育ついわゆる育成事業なんでしょうね。


 そのD.Y.F.Cのオンラインアカデミーで雲の種類を取り上げられています。


 雲の種類では入道雲は夕立があるかも知れない、うろこ雲が出ると翌日は雨だろうとか。雲の種類で天候の変化まで解ると色々と面白いのですが、流石にこのアカデミーではそこまでのことは教えられていません。


 ってことで雲の状態での観天望気を少し・・・


巻層雲:天候が崩れる兆候


巻積雲(うろこ雲):翌日に天候が崩れる兆候


登り竜の雨巻雲:こちらも天候が崩れ兆候の雲です


高積雲(ひつじ雲):うろこ雲と区別が付きに難いですがこちらも天候が崩れる前に現れます。


レンズ雲(笠雲):山の上に強風が吹いているかこれから強い風が吹く兆候


千切れ雲:速いスピードで流れていくと突然の雨に


 雲の間から光が差す現象:天候悪化の兆し 天使のはしごともいわれますが私にはインドラの矢に見えますけどね(笑)。


 写真はネットからお借りしていますが、天候が崩れる傾向にある雲を取り上げてみました。この雲が出ると晴れになるというものがあれば良いのですがそれはどうも無さそうですね。


 下駄をほり投げて天気を占うより雲の形や流れ方を見て天候を読むのも良いものですよ。私が良く行く天狗池でも西の山が見えだしたからもう雨が上がるって話をしますし、比叡山に向かって雲が流れているので当分雨は止みそうにもないとの話をしています。
 子供達にもそんな雲の流れを見て話をすることで孫にも伝わり、その地方に残る観天望気の1つとして残って行くことでしょう。