両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 清風池 釣行記 10月2日(土) 試し釣り

 先週の日曜日には清風池に行けなくて試し釣りが出来なかったのですが、やはり直前の前日に試し釣りする方が余程のことがない限り調子が変わるのではと思っています。ってことでノッソリと清風池に試し釣りにやってきました。

 緊急事態宣言が全国的に解除されて、高速道路上の車もいつもより多く感じました。当清風池にも多くのヘラ釣り師が訪れて賑わいを見せていました。


 今日は大会用のポイントに入るべきかそれとも周辺部の固定桟橋に入るべきか迷ったのですが、先ずは大会前日でもありますので大会用の釣り座に入り様子を見ることとしました。
 清風池は元々自然池といいますか調整池を利用されていますので、底の状態が釣り堀としてはとても悪くて尺数の選び方次第で底の状態も全く違っています。やはり底の状態の良いポイントを探り出せるかどうかで違ってくると思っています。


 さて天釣会のメンバーもいない静かな池でノンビリと釣り糸を垂れるのですが、そこは大会に向けての準備でもあるのですから、どの餌でどんな作り方でどんな丸め方で圧はどの程度と、1投1投確かめるようにして釣りを続けますので思ったよりノンビリとした釣りにはならないでいます。


 前々回そして前回と数度の訪問で毎回違う餌に反応が出ています。不思議とその日によって餌による違いが生まれていますがこれは一体どうしたことなんでしょう。ある日は底釣り用の餌で緑色系です。ある日はペレット系のダンゴ餌で反応が強く出ていました。そしてある日はグルテンに代表される白色系に反応が強く出ていました。
 単純に主成分も違いますし集魚効果を狙った成分も違っています。主成分としては麩系とマッシュ系に大別されます。集魚効果を狙った海老粉やペレットでしょうか。グルテン系は集魚材として何が使われているのピンとこないのですが、イメージとしてはマッシュの集魚効果に依存しているような気がします。
 何れにしても全く違った餌に反応が出るのですから不思議です。その為にも明日の大会のためにどの餌が良いのかを確かめる為に今回は4種類を作ってみました。ところが今回不思議なことにどの餌でも良い当たりが出たのです。コレは駄目と決められず反対にこれが良いとも決められないのです。


 取り敢えず様子を伺いとしてグルテン餌でスタートしてみました。数投目には反応が出て釣れて来ました。見ている限り周りの釣り人達はそんなに当たりが出ているようには見えません。皆さんどんな餌を使われているのかわからないのですが、うどん餌の可能性が高いような気がしました。見ている限り仮にうどん餌だとすると当たりがなかなか出ない様子で、合わせ動作もとても少ないんです。


 到着時間が今回は相当遅くなってしまったのですが良い感じで連れてくれます。今回も一瞬大助かと思ったのですが39.5㎝でした。

 隣で紅も良い調子で釣り続けて初めに釣れたのがこの36㎝サイズですが幅広でヘラブナらしい形をしています。

 午前中で24枚を越ていましたのでこのまま釣り続けていると50枚に届きそうです。ただ周りそんなに釣れている様子が窺えません。なんとなく居た堪れない雰囲気というか私自身小心者ですから、私1人でけが釣果を伸ばすのも気が引けてしまいますので、長尺が使いたいからと言う理由で事務所前のひな壇へ移動しました。


 今日はとても良い天気だったこともあり真夏に戻ったような気温で、パラソルが無しでは過ごせません。皆さんもパラソルを出して日陰を作っていました。

 私はというとまだ麦わら帽に空調服を着て、日焼け防止のマスクとサングラスと真夏そのものです。

 ひな壇へ移動してからは数が釣れず撃沈してしまいましたがこちらでも39㎝が上がりました。また血を滲ませている魚体のヘラブナが多く、また薬を使う必要があると思うのですが、薬を使われると一気に釣果が落ちてしまいますから、ヘラブナを守って欲しいのですが釣れても欲しいと、釣り人らしい我が儘を言ってしまいます。

 今日の感触では明日の大会も成功しそうですが餌選びはとても重要です。個人差が出てしまいそうな気がするのですが、なんとか登録して頂いて今年最後の清風池大会を成功させたいです。