両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 第44回天釣会 釣り大会 清風池 10月3日(日) 晴天

 今月は本来であれば淀の釣り天狗池だったのですが、冬期には集中して釣り天狗に訪問することとなりますので、清風池での大会を今年最後の大会として開催することとなりました。

 奥から関さん・西垣さん・今井さん・菱田さん・藤田さん・川久保さん

 左から大西さん・小野さん・竹藤さん・近藤さんです。遅れて淀の松本さんが入りました。

 奥から吉村さん・大山さん・私・広瀬さん・伏見の松本さんです。

 とっても良い天気となり雲1つ無い青空です。放射冷却だったのでしょうか桟橋が水浸しです。道具類を置くとびしょ濡れになってしまいました。


 今回も集合無しでスタートです。小野会長夫人お手製のケーキを頂きました。その他いつも菱田規定委員長からはおせんべいと藤田代表からはノンシュガーの飴を差し入れて頂きました。


 ヘラブナ釣りとしてはトップシーズンに入っているはずですから、サイズは別としても数釣りをしてみたいのですが、清風池も他の池と同じようにあっという間に集まり上ずってしまいます。上ずってしまうと釣りにならなくなってしまいますので、如何にして上ずらせないかに腐心するのですが、団子餌で開きを遅くすると全く当たらないようになってしまいます。それならいっそううどんの方が良いのではないかと思うのですが、うどんの場合はまた当たりが遠いんですよねぇ。その遠さを我慢し続けることが出来るといい当たりを返してくれるはずです。しかし天狗池のようにうどんで50枚60枚と釣れる事は無いんです。この違いはいったいどこにあるのでしょう。


 さて本日の内容です。水温が高いのか上ずり傾向にあります。最近薬が入っているのかどうかわかりませんが底では当たりが上手く出せません。餌の工夫がとても重要で単に底用の餌であれば当たりが出状況ではありません。団子餌でもグルテン餌でも同じ事で、練り方・圧の掛け方・丸めサイズ・バラケる速度・そして打ち込むポイントの見定めとありとあらゆる事を駆使して当たりを出す工夫が必要で、それをお座なりにすると全く当たりが貰えません。見回していても超ベテランの皆さんですらとっも苦労されていたので、生半可なことでは良い当たりが出す事が出来なかったのです。


 そんな中でもさすがは菱田規定委員長です。最初の頃でしたが両手で拝んで取り込んでいたのですが何故かこのヘラブナは検寸されなかったのです。それが最後まで尾を引いて順位に響いてしまいました。

 紅も昨日に引き続いて良いサイズを釣り上げたのですが、この後が続かずに撃沈してしまいました。


 なかなか当たりが出ないうどん餌で頑張っていた広瀬さんです。

 あの大西王位が良いサイズを測っています。これ見よがしに見せびらかして・・・はいませんね(笑)。

 今年も遅れている金木犀咲いていました。でも香りがとても薄いんですよねぇ。どうしたことでしょう。

 睡蓮も綺麗に咲いていたのですが何人の釣り人が気に留めていたでしょう。


 先ずは私のことですが先月優勝していますので今回は-3㎝のハンデが付きます。良いサイズを上げたとしても38㎝~39㎝程度だったのでハンデを差し引くと全く入賞サイズになりません。なんとか40㎝オーバーを狙っていました。枚数的には24枚を数えましたので攻め方としては間違っていなかったと思うのですが、今日は3種類の餌を作って釣り比べてみて3度目に作った餌が大失敗だったのです。


 どこのメーカーのなんという餌かはここでは書きませんが、グルテン配合底釣り用の餌でグルテン餌としては珍しくグルテンに麩が入っています。グルテンが入っているにもかかわらずパサパサで練っても練っても変わらず、粘りを出す餌を配合してなんとか粘度を上げて粘りが出すのですが、確かに綺麗にまとまるのはまとまるのですが簡単に開いてしまって底待て持ちません。全く釣りにならないというか上ずらせる一方となってしまいました。餌の特徴として袋には開きが悪いと書かれているのにで信用して使ってみたのですが全く違っています。粘りをもっと強調してみようと他のグルテン餌も混ぜてみたのですが元の性格がなかなか変えない頑固者で、この餌は何に使うんだろうと思ってしまいました。本当に底釣り用の餌だろうかと思うほどでした。残念ながらこの餌はお蔵入り決定です。


 餌も失敗もあって午後から釣れるサイズは段々と小さくなっていきました。清風池のアベレージサイズが尺2ですから36㎝前後です。ところが最後に登録したのか34㎝だったのです。実は気力も続かずに納竿準備を始めるきっかけともなったサイズでした。
 しかし、実際皆さんも調子が良くなくてサイズも伸びなかったので、なんのことはない最初の頃に釣り上げたヘラブナを登録しておけば入賞出来たかも知れなかったのです。まっそれも結果論ですから致し方ないですよね。


 さて終了時間となって皆さん道具類を片付けるのですが、毎回のことですが何故か小野会長が最後になってしまいます。マイペースというか・・・そしていつもお手伝いに動かれるのが最長老の松本さんです。手助けをしたいとの思いか待ってられないとの思いか(笑)。重い道具類を運んでおられます。

 見かねた竹藤副会長が小野会長の釣り座に水を流して掃除しています。ホント小野会長は手が掛かります(笑)。

 それを見ていた皆さんですが疲れた様子で身動き出来ません。ホントに皆さん苦労に苦労されていて表彰までの座り込んで身動き出来ない様子です。その様子が背中に現れていますよね。


 さて今日は皆さん全員に景品を用意していたのですが、残念ながら17名参加で10名が登録という結果になってしまいました。そこで元々用意していた順位を無視して1枚登録または登録無しの方から参加賞を配り出しました。
 先ず初めが36.7㎝1枚登録の小野会長です

 38.0㎝1枚登録の竹藤副会長です。

 無登録の淀の松本さんです。

 無登録の伏見の松本さんです。実は何枚も釣り上げているのに登録されないんですよねぇ。 

 無登録の吉村さんです。

 35.3㎝を1枚登録された川久保さんです。

 ブービーメーカーの菱田さんです。

 ブービー賞の私村田です。清風賞1

 8位の藤田さんです。清風賞2

 7位でラッキー7賞の関さんです。

 6位の近藤さんです。清風賞3

 5位の今井さんです。清風賞4

 4位の西垣さんです。清風賞5

 3位の大山さん。私の左の釣り座でした(T-T)。

 2位の広瀬さん。私の右の釣り座でした(T-T)。

 1位の大西さんです。これで年間順位2位に浮上で11月12月の結果次第でまたまた年間トップの可能性が出てきました。もしトップに立つとなんと4連覇達成となります。

 大西賞も当然大西さんです。

 このように今回今年最後の大会ということで清風池より清風賞としてお米や金券など5つ用意して頂きました。そして最後には紅に対して感謝を込めてとのお言葉で花束を頂きました。大変ありがとうございました。
 こちらこそ今年1年お世話になり感謝申し上げます。釣り大会の開催につきましても毎回ご無理を聞いて頂きまたご協力頂きましてありがとうございます。また淡竹の採れる時期にはいっぱい持ち帰らせて頂きありがとうございました。また来年も6月が大いに楽しみになっていますが元気にまた訪問出来ればと思っています。
 

 このように飾りました。感謝感謝です。


 本日の結果です
 1位   大西  78.1㎝
 2位   広瀬  76.1㎝
 3位   大山  76.0㎝




 1位  大西  39.2 38.9 78.1㎝
 2位  広瀬  37.6 38.5 76.1㎝
 3位  大山  39.0 37.0 76.0㎝
 4位  西垣  35.0 40.6 75.6㎝
 5位  今井  34.6 39.0 73.6㎝
 6位  近藤  36.5 37.5 74.0㎝-1=73.0㎝  ハンデ-1㎝
 7位  関   35.0 37.5 72.5
 8位  藤田  38.0 34.2 72.2㎝
 9位  村田  38.0 34.0 72.0㎝-3=69.0㎝  ハンデ-3㎝
 10位   菱田  36.3 34.0 70.3㎝-2=68.3㎝  ハンデ-2㎝
      竹藤  38
      小野  36.7
      川久保 35.3
      紅   36.0
     吉村
     松本 伏
     松本 淀      
      .
 しかし何故かとても厳しくなっていた清風池ですが、アベレージサイズがとても大きいので短竿より長尺で楽しみたいと思ってしまいます。ところがどのポイントに入ったとしても短竿が良く釣れます。固定桟橋に入ると短竿ではとても浅いのですが、冬期でない限り浅いポイントでも釣果が伸ばせます。ある程度釣り上げ他段階で長尺に切り替えて引き味を楽しむのが良いような気がします。