両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の天狗池 釣行記池 8月7日(土)

 今回もまた淀の釣り天狗池です。今日の天気予報は曇りで雨が少し降るかもって程度だったのですが思った以上に良い天気になりました。

 この屋根下は波板で囲まれているのですが、台風準備で塀が取り除かれています。



 今にも雨が降りそうな怪しい雲行きになったのですがなんとか我慢してくれました。この時丁度竿が曲がっていますが、その後なかなか竿が曲がらなかったのです。


 釣り天狗池は不思議な池で釣れるときは簡単に50枚を超えてしまうのですが、駄目なときは10枚台で撃沈してしまいます。それでも誰かがいつも良く釣っているというものでもなく、誰かは今日は良いけれど先週は駄目だったとか、先月は良かったのに今月に入ると全く駄目だとか、調子の上下動が激しいと感じるのです。それまでは良い調子に持ち込むことが出来ると1ヶ月2ヶ月50枚台が続く事があったのですが、何故か調子が上手く維持できないようになってしまいました。


 責めようによっては如何様にも変わるのはどの池でも同じ事ですが、その差がとても少ない池だと思っていたのです。滋賀県にある清風池は調子を落とすと厳寒期の釣れない時期ではなくて、釣れてた当たり前の時期ですら5枚以下に撃沈してしまったり、翌週には一気に30枚台を超える釣果になったりと上下動はとても激しいのですが、淀の釣り天狗池ではそれ程の激しい釣果の差は起きなかったのです。
 それが最近はどうも調子が違うような気がしています。今までのようにちょっとした工夫で爆釣することはなく、もう一つもう二つ工夫してやっと答えが導き出せるような、随分と難しい池に変わってしまった感がします。
 反対にいうと正に腕の見せ所で腕の差が簡単に出てしまうようなイメージを持つようになりました。それこそ今までは釣れる日は押し並べてみんなが良く釣れて、釣れない時は釣れないなぁ当たらないなぁと嘆きの言葉がそこら中から消えたるのですが、工夫が足りなくて釣れない人にはいつまで経っても釣れない。そんな印象を持つようになってしまいました。だからこそいい答えを導き出せるかどうかが勝負の分かれ道と思うわけです。
 な~んて意気込みをいったところで釣れないものは釣れないのですから如何ともしがたいのであります。


 先週は清風池で大会を開催しましたが、今月の22日には今月2回目の大会を開催します。その前準備を兼ねて実験をしたい事がまだまだありますので今日の釣行と相成りました。
 ただ台風が3つも4つも近づいては通り過ぎる様子で、雨はなんとか保ちそうな雰囲気ですが東の風が4m程度は吹くとの予報です。4~5mは冬の季節風である北西の風がだいたい4~5mの風ですから、結構な強風と感じるのは間違いないでしょう。竿も気をつけなければ折れてしまいます。


 天狗池は両うどんの底釣り限定ですから、うどんの種類とまぶし粉によって調整するしかないのですが、そのうどんをいつもと違うものを用意して試してみようとの趣向です。ついでにまぶし粉も試してみたい分がありますので、色々と組み合わせてみてどのような結果になるかです。


 まぁ今までにも色々と試してきてはいるのですが、試してみて良い結果が出たことはとても少なくて、やはり先人達が工夫を凝らして生き残っている餌の組み合わせが良いのは間違いありません。ただそれではいつまで経っても私は低迷を続けてしまいますので、起死回生を狙ってこれはどうだ!と企んでいるのですが、理想は高く現実は低い結果になってしまうんですよねぇ。
 苦労は徒労と化してしまうのが落ちなんですが、駄目な餌を見つけるのも実験だと割り切って上手く乗り切り次の釣行へと気力を維持するのであります。


 って事で本日の内内容ですが先ずは結果です。とんでもなく大変な1日だったのです。うどんも3種類持ち込みましたが、どれも駄目だったのですがそれはそのうどんだから釣れないのではなくて浮きが全く止まらないのです。ずーーーーーーーーっとピョコピョコと動き続けているのです。その犯人はジャミで猛攻に遭ってしまったのです。その対策が全く出来なくて午前中は完全にお手上げ状態です。今日はボーズかと思うほど対応が全く出来なかったのです。


 痺れを切らして一気に短竿にして見たのですが、確かに短竿では釣れるのですが面白くありません。そうこうしていると良いサイズを紅が釣り上げています。


 いやいやその前に良いサイズを釣り上げて両手で竿を持って取り込んでいる川久保名人がいます。私も頑張らなければとチカラが入るのですが全くの空振りです。
 釣れてくるサイズも尺に満たないのですから困ってしまいます。今日1のサイズがコレで不満だらけです。これでは大会が成立するのか心配になってしまいました。


 それほど良い食い当たりを出す事が出来ずにいたのですが、午後になってやっと当たりを出すコツが見つかり、不思議とジャミ当たりもでなくなったのです。これはいったいどうしたことだろうと思ったのですが良い当たりがで競るようになったのです。ただそれも遅かりしでなんとか16枚を釣り上げて終わることが出来ました。
 隣で紅はとても良い調子で釣り上げています。何連釣も続けているではないですが、まさに入れパクを演じているのですから恐れ入ります。


 明日は朝早くから出かけられないのですが、ゆっくりと出かけて次の対応を考えて大会に備えたいと思います。しかしどうしたら良いんでしょうねえ。しっかり雨が降ると変わるような気がするのですが・・・