両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り カラツン⑤-① 餌の状態

 今回カラツンの正体と解決方法について5回連載で取り上げて見たいと思います。こんなことでカラツンが防げるというか減らせるのではと、勝手な憶測も含めて・・・。実際カラツンはホトホト悩みの種ですからね。


 昔から硬い餌はカラツンが増えるとされています。どうして硬い餌はカラツンが増えるのでしょう。


 通常養殖場や釣り堀で使用する餌は、固形のペレットを粒のまま撒かれているはずです。確かに食べ残しもあるのですが、特に食べにくいこともなく養殖場では成長を続けています。実際には養殖場の餌と市販されているペレットとは、似ても似つかない物ではあるのですが、固形状になっている点はほぼ同じともいえます。


 養殖場のペレットは乾燥した硬い物だけでなく、各種目的に合わせて飼料を独自に配合されたものであり、やや軟質の物も多数ありますので、食べやすさと成長そして池の水質悪化を防ぐ飼料が与えられています。まぁその点は釣り人としては知りたいところではありますか、実は釣果を得るためとしては余り意味がないのです。


 昔からまことしやかに語られてきたものとして、養殖場や釣り堀で撒かれているペレットが一番良く釣れるとの迷信です。これはどの程度本当の事なんでしょう。もしその通りだとすると、マッシュや麩で釣れるわけがないはずです。うどん餌が餌になるなんてあり得ないはずです。しかし撒かれているペレット以外でも成立するのですから、単なる思い込みでしかないと私的には解釈しています。


 考えればわかる事ですが、人として日常的に食べているものに対してだけ食欲が湧くのかです。仮にお袋の味を懐かしがる事はあっても、毎日食べ続けても常に食欲旺盛であるのかどうかです。やはり飽きてしまいますのでラーメンが食べたい。餃子が食べたい。ステーキや焼き肉が良いと思うのではないでしょうか。といって焼き肉ばかり毎日食べ続けるのは無理ですが・・・。


 犬や猫も乾燥の専用フードを毎日食べていたとしても、缶詰やドライソーセージを与えるとむしゃぶりつきます。犬にチーズを与えると次から次と欲しがります。多分ですがヘラブナだとしても同じ事で、日常的に与えられているペレットに対して嗜好性が高いとは思えないのです。


 団子餌にペレットを混ぜて集魚効果を高めようとされる方は多いと思いますが、ペレットよりサナギの方が、またペレットより麩の方が、それこそグルテン餌が成立するのも、ペレットの集魚性は迷信に近いのではと思ったりします。


 横道に逸れ続けましてがカラツンになるのは、最低限ヘラブナにに対する集魚効果が出た事を意味します。餌に対する興味を示しているのですから、その方法事態は間違ってないはずです。ではどうして最後になってカラツンとなってしまうのかですが、それはまさに食わせ餌の状態そのものに起因していると考えています。


 団子餌の場合の理想的な状態は、ヘラブナが吸い込んだ瞬間に口の中でバラケことです。ヘラブナの習性というか食べている様子を見ますと、食べやすいサイズになるまで吐き出してまた吸い込む動作を繰り返すことです。そのため団子餌では浮きが戻りだして餌落ちメモリに近づいてからの当たりを取るのが良いとされているはずですが、大きな状態で吸い込んでも即吐き出してしまうので、カラツンになっているということです。


 それが一瞬にバラケる団子餌であれば吐き出さないのです!。簡単にバラケる餌ではカツンが一気に減るのです。
 グルテン餌の場合は残念ながらバラケることはありませんので、最初から出来るだけ小さく丸めて、ヘラブナの食べやすいサイズにしていることでカラツンを減らせます。
 そしてうどん餌の場合ですが、カラツンを防ぐためには柔らかく仕上げることです。但しチョウチン釣りでは良いのですが、沖の底釣りでは簡単に飛んでしまいますので、ある程度の硬さや粘りが必要になります。そのため沖の底釣りほどカラツンが増え、チョウチンほどカラツンが減る傾向になるのです。


 じゃぁ沖の底釣りは不利かとなるのですが、釣り人より離れた位置を釣りますので警戒心が薄く、寄りも良いので当たりが多く出ますので、カラツンを我慢するか当たりが少なくてもカラツンが少ない方が良いのか、まさにジレンマする瞬間でもあります。


 何れにしても如何に違和感なく食べやすい状態にするかで、カラツンは減ると私は思うのですが如何でしょう。


 明日は針サイズと餌の関係を取り上げます。

 淀の釣天狗池 釣行記 3月17日(日)  大助5枚

 今日はいつもの釣天狗池です。


 昨日も朝はゆっくりと池に到着していたのですが、今日も朝8時に到着しましたので、身体は随分と楽です。
 今日は雨が降るとの予報でしたが、午前中はそこそこ晴れ間が見えたりしたのですが、昼頃から雨が降り出すあいにくの天気でした。ただ予報で雨とわかっていましたので、それなりに心の準備が出来て、それ程慌てることも残念に思うこともなかったのですが、雨が嫌いな2人は朝から屋根下に陣取られています。
 菱田規定委員長と小野会長です。


 雨が降り出すといつでも屋根下に逃げ込む準備をされているのがこの方達。真ん中が空いていますが竹藤副会長の席です。


 雨など気にしないと2人は福谷さんと長尾さん。


 私と同様にゆっくりとこられた松本の長老も、雨なんか気にしないと大池に1人離れて陣取ります。


 私も雨など気にしないと、風向きだけを考慮して畑側に入りました。朝の内は思ったより暖かくて、着ている物も色々と着替えて気温に合わせますが、午後からは気温が下がりだし、特に雨が降り出すと気温が下がり吹く風も冷たくなりました。


 外に出ていた3人は雨に追われるように屋根下に逃げ込み、屋根下も満員御礼状態です。


 今日の天狗池は水温も15度ありましたので、結構良い釣りが出来るだろうと思っていたのですが、水温が高くなるとどうしても上ずり傾向になります。そのため寄りはするけど食い当たりがなかなか出ません。
 朝はHERA Rの16尺を出していたのですが良い当たりが出ず、やっと1節のツン当たりや、底釣り典型の戻してツン当たりが出るにもかかわらず、何故かカラツンになってしまい、徐々にそのカラツンの回数も増え出したので、いつものように龍聖の8尺に変更しました。


 今日も小大会をしていたのですが、長尾さんが33.3㎝で長らくトップでしたが、大西王座が33.7㎝を釣り上げて1位のサイズを書き換えます。私もそれまでに32.5㎝を釣り上げていたのですが、なかなか良いサイズが釣れません。なんとか35㎝クラスが釣れないかと頑張っていたのですが、サイズどころか良い当たりが上手く出せません。


 ところが不思議な事に3時頃になると良い当たりが出だします。今回は良い引きをするので待ち望んでいた35㎝はありそうと、バレないように気をつけながら慎重に取り込みます。


 思ったより良いサイズで検寸も真剣になります。


 メスですからギリギリかなぁと思いながら・・・すると40㎝丁度あったのです。


 ってことでハイポーズ。昨日に引き続いて大助ゲットです。


 そしてなんとなんと続けて大助が釣れるではないですか!!今度は42.6㎝あります。


 って事で続けてハイポーズで、昨日に引き続いて大助を2枚ゲット出来ました。雨の中を頑張っていた甲斐がありました。


 大助を釣り上げると100円券がいただけます。


 今日の大池は当たりを出すのも難しい状況でしたが、小池には釣和会の人たちが桟橋側に入り、中には30枚を超える釣果と大助2枚を上げている方がいました。他にも大助が1枚上がっていましたので、今日の天狗では大助5枚が上がってでした。また同じ小池の西側には高槻釣友会の皆さんが入り、メンバーの川久保さんはなかなか苦労されていた様子でしたが、小池は満員御礼状態でした。今の時期は大池より小池の方が良いのかもしれないですね。


 次回は小池に入るべきかなぁ・・・少しばかり悩むのであります。小池を貸し切って大会をするのも良いかもしれないと思うのです。


 また閉鎖さられる釣り堀が増えていますが、釣天狗は釣り座の板の張り替えや、玉の新調と整備も続けられていますので、直ぐに閉鎖されることはないと思いますが、いつまでも続けていただけるためにも、多数の釣り人に通っていただければと思います。


 関西特有の両うどんの底釣り専門池は貴重な存在です。両うどんファンの方もまだまだおられると思いますが、広々とした雰囲気を楽しまれるのも良いと思います。


 そうそう食堂は閉められましたが、11時になると事務所の入り口にポットを出していただけます。湯を使うのは自由ですから、カップ麺やコーヒーなどに使うのに便利です。

 岩田池 釣行記 3月16日(土) 大助2枚

 今日は天気も良いので岩田池にやってきました。


 岩田池は両うどんの底釣り専門池で、井戸水が大量に補充され続けていますので、比較的水は綺麗に保たれています。ただ思ったよりに底の状態は悪くて、ヘドロが溜まる傾向にあります。池を汚さないためにも、余った餌を池に捨てることはせず、また使用した餌箱を洗う場合も指定場所がありますので、余った餌はゴミ箱に捨てて指定場所で洗うようにしましょう。


 今日は北よりの風が吹くとの予報でしたが、気温も20度近くまで上昇するとのことですから、その風が気持ちよく感じるかもと思い、向かい風を受ける位置である南側に入ることにしました。実際釣りやすさで言えば桟橋に違いないのですが、やや長めの竿を使って引き味を楽しめたらとの目論見です。


 天釣会のメンバーは、岩田池で55㎝級を短期間に3人がそれぞれ1枚を釣り上げています。見た感じでは純粋なヘラブナではなくて、鯉とのハーフ、いわゆる鯉ベラと思われますが、まぁ50㎝級は別として、40㎝台の大助が釣れることを密かに願って・・・、竿を持つ手にチカラが自然と入ります。


 今日の様子です。今日は岩田池で一番広い場所に入りましたので、HERA Sの15尺でスタートしましたが、何故かなかなか当たりが出ません。水温も15度ありましたので活発に動くはずですが、触りはあれど食い当たりが出ません。


 うどんを既に5本打っているにもかかわらず当たりが出ません。苦労している私を尻目に、後から入った紅が直ぐに1枚釣り上げます。続けて2枚・・・スタートは今日も負けです。


 今か今かと当たりを待っていると、小さなツン当たりが出て思わず合わせます。良いタイミングで合ってなかなかの引きです。


 良いサイズ特有の水底を這うように泳ぎます。やっと水面に顔を出すとなかなか良いサイズです。


 なんと1枚目は41.5㎝あるではないですか!!


 ってことで久しぶりにハイポーズ。傷が可哀想ですね。


 なんとなんと続けて釣れてきたのも良いサイズです。

 40.1㎝で2枚連続の大助です。

 って事でこちらもハイポーズ。後ろに移っている時計を見るとわかるのですが、1枚目が10時50分で2枚目が10時55分です。


 スタートは苦労しましたが、今日はどんな釣果になるのだろうとの期待が膨らみます。しかし事はそう上手くはいきません。続けて釣れてきたのは30㎝程度です。しかしその後当たりが止まります。これは困ったと思いながらも気配はあるので、いつもより長めに待ってみます。


 やっと当たりが出て釣れてきたのですが、先の大助より重くて引きも強いので、もっと大型かと一瞬頭をよぎります。しかしそうは上手くいきません。やっと寄せて玉に収まるも心なしか小さい。


 とりあえず計ってみることに。。。37㎝しかありませんでした。しかしこれが月例会だったら・・・優勝は出来ませんね。


 この後にHERA Rの16尺を出したのですが、当たりは良く出るのですが上手く乗りません。目のスレが2回、アッパーが2回と何となく上ずっているようです。水温が上がり出すとどうしても上ずり傾向になりますので、寄せ重視から上ずり抑制を心がける必要があります。
 最後は龍聖の8尺を出しましたが、やはり数は短竿に部がありました。ただ今日の岩田池は当たりがとても小さくて、小当たりをタイミング良く合わせるとのに苦労しましたのですが、1節の良い当たりはスレとなったのです。何かが違っていたのでしょうね。


 夕方になり池主が来られて話をしていたのですが、釣り座番号の位置を再確認しました。予定していた番号と表示位置が反対になっています。池には既に黄色のペンキで数字が書かれていますので、番号の表を訂正することにしました。
 南側の池の入り口が36番です


 *顔が見えているのが池主です。

 池主を捕まえて釣り座番号について意見交換しているところです。


 今後この番号表で予約されると釣り座がわかりやすくなると思います。数字が載っていない11番の横ですが万力を止める垂木がありません。釣り台やスノコを用意すると入れます。
 *上が北で下が南です


 また私は使ったことがありませんが、北側の入り口横にペレットを砕くコーヒーミルがセットされています。各種ザルも用意されていますので、粒の選別も出来ます。

 ヘラブナ釣り ハリスは長い方が良い?短い方が良い?

 あくまでも底釣りにおいてのハリス長案です。何故か関西での底釣りで使用されるハリス長は、長ス36㎝短ス30㎝が極一般的です。どうしてこのハリス長になったのかは全く知りませんが、先人達の経験を通して徐々に決められていったのではと解釈しますが、釣り池の規定としてハリス長が決められていた可能性もあります。


 現在に於いては最長40㎝と決められているいけもありますので、当該池ではそれ以上の長さを使えませんが、他の池であればハリス長は自由に決められます。ただハリス段差の規定を設けられている場合もありますので、ハリス長以外に段差についても注意が必要です。


 そんな中で何となくですが、私の場合は盛期のハリス長は長ス40㎝短ス33㎝とし、冬期になるとハリス長は長目を使用するようにしています。それは私なりの解釈が合ってのことですが、反対に冬期こそ短くすべきだとして、長ス30㎝程度まで詰められる方もいます。


 短くされる方の解釈は、冬期ほど上ずると当たりが出なくなるので、オモリから離さないように設定して、早く餌を沈める事を優先されているためです。この解釈は一理あり、冬期にもどうしても上ずる現象が起きます。ただその上ずりは水面にまで上がってくるのではなくて、底から30㎝程度上ずっているイメージです。そのためハリススレだと思いますが、触りはあれど食い当たりが出ないのです。


 私の解釈は冬期は食いが悪くなりますので、餌の沈下速度を遅くして視認性を高め、餌の遅い沈下に合わせてヘラブナを底へ誘導する考え方です。果たしてどちらが正解かは難しいところですが、実際のところ違いはそれ程感じていないんです。それであれば短いハリスの方が経済的ですからお薦めとなるのですが、水温が上がり出すと長スでは沈下途中に食われてしまう現象が起きます。


 つまり沈下速度が遅いほどヘラブナの関心が高まるのではと思うのです。勿論底釣りですから上出くわすと違反ですから、釣果としてのポイントにはなりませんが、水温が高くなるに釣れてハリスを短くしていきます。そうすることで途中で食われる事はなくなるのです。


 ということは短スほどヘラブナの層を素通りして着底するのですから、短スほど関心が薄くなることを示していないでしょうか。
 そのためにやはり冬期ほどハリス長を長く、盛期ほど短い方が良いのではと解釈できます。


 宙釣りであればハリス長は長い方が当たりが出やすいはずですが、例え宙釣りだとしても胴が沈みトップの沈み途中の当たりは合わせて良いはずですが、胴が水上にある段階で合わせるのは違反のはずです。カッツケは知りませんが・・・


 ハリス長をどの程度季節に合わせて変更されているのか、単に号数のみ変更されているのかは解りませんが、案外細ハリスにしたところで釣果が良くなることは少なく、それよりもハリス長の変更の方が釣果に結びつく傾向にあると私的には感じています。


 ただ何でも度が過ぎると良くなく、ハリス長を長くしても意味がない場合もありますので、そこはその場その場で何をどのようにするかです。釣れない原因がハリス長にあるとは限りませんので、思いつくことは色々と試して見ることです。


 但し仕掛けについては自信を持つことも重要で、コレで釣れるだろうか、ハリス長はもっと短くまたは長くした方が良いのではとか、浮きを小さくした方が良いのではとか、アレコレと考えすぎて自信が持てなくなり、不安感から釣れなくなることも多々あります。どこかで割り切るというか自信を持って、コレで釣れると決め付けるのも必要になります。


 ただ最後の最後はやはり餌ですから、この餌で釣れないと感じたときは、積極的に手を加えることも必要に事と思います。特にこの時期は水温も上昇しだして、ヘラブナの動きも変わりだしていますので、その日その日違いが大きくて前日と同じでは釣りない事も度々起きます。 それこそ柔軟な思考で今すべきことを見つけられるかどうかでしょうね。

 ヘラブナ釣り 床取りの重要性

 底釣りにおいで床取りの重要性は誰しもが知っているところですが、今回敢えて床取りの重要性を取り上げるには理由があります。


 実はいつもの釣り天狗池は床がとても綺麗に保たれていますので、朝一番に床を計るとその誤に計る必要はありません。余程淀んだポイントに入れば別ですが、短竿のポイントでも長竿のポイントでもほぼ綺麗な状態が保たれています。


 それは毎日釣りが終了すると、小池では噴水が始動します。大池では最低2箇所から勢いよく池に向かって放水されるのです。勿論新しい水ではなくて池の中から汲み取った水を循環させているだけですが、底から汲み取って放水や噴水させますので、底にヘドロが溜まりにくいのです。


 ところが一般的な池では、水の循環がされていたり、エアーレーションをして酸素濃度を維持している態度ですから、どうしてもヘドロが底に溜まってしまいます。


 ヘドロの多くはとても軽いのですが、少々のエアレーションでは舞い上がることもありませんので、特に障害物があるポイントには余計に溜まってしまいます。


 水が入れ替わるようにしている池でも、一方に流れるような構造をしていると、新しく水が入り込むポイントは、まだ比較的綺麗な底の状態が保たれているのですが、排水側の底は傾斜によって運ばれてきたヘドロが多く溜まってしまいます。


 私知っている池で多くのヘドロが積もっている池では、釣りはじめから釣り終わりまでの間に20㎝以上掘れてしまうのです。


 その掘れた状態に気づかずにいると、底釣りの餌が宙に浮いてしまうのです。餌の重さで着底しても良いはずですが、餌を付けた状態でもなじみながらバランスを取ってしまい、餌が着底出来てないのです。


 とても不思議なのですが、ヘラブナ釣りでは宙釣りが成立するにもかかわらず、底釣りで餌が宙に浮くとカラツンになってしまいます。残念ながら理由がわからないのですが、10回の当たりで8回はカラツンになってしまいます。


 そこで再度床を釣り直して浮き下を調整すると、カラツンが消えて上手く針掛かりするようになります。


 何かおかしいと感じたときには、忘れずに床を釣り直すようにすることで、カラツンが解消される場合が多々あるのです。


 今回は底のヘドロが舞い上がって3㎝ほど底が掘れていたのですが、それがわからずに釣り続けてカラツンを連発させてしまったのです。そこで床を釣り直すと底が掘れていることがわかり、再度浮き下の調整を済ませると良い感じで針掛かりするようになったのです。


 私の場合はカラツンが増えたことで浮き下の計り直しをしましたが、いつまでもどうしてどうしてとカラツンの原因を考えたところで、物理的に浮き下がズレているとカラツンになってしまいますので、おかしいと感じたときは素早く床を取り直すようにすることを習慣づけするようにすることで、無駄な時間を過ごす事が防げます。


 今回もわかっていたはずなのに、床を直ぐに取り直さなかったがために、勿体ない時間を過ごしてしまったのです。