両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 新元号が決まりましたが

 何でもそうですが、新しいものに慣れるには時間が掛かります。誰も予想すらしなかった新元号「令和」、慣れるのはいつのことになるかわかりませんが、昭和平成令和と3ッの元号を経験することが出来るのは、貴重なことなんでしょうね。


 平成生まれ?と驚いていたのはつい最近のことのように思っていましたが、考えて見ると31年も経っているのですから、平成元年生まれも30歳になっています。時の流れは思った以上に早いようですが、私の中では時は止まったままのように感じています。
 子供の成長を見て孫が生まれて何となく実感するのですが、それ以前に私自身現実的年齢を意識していませんでしたから、子供の友達が小さな子供を連れて家に遊びに来たときに、私達はリビングにいたのですが、その子供が、向こうの部屋におじいちゃんとおばあちゃんがいる!って母親に告げたのには、心底驚きと共に納得させられたものです。女房共々顔を見合わせてしまいました(笑)。


 そんな時が止まったままの私ですから、ヘラブナ釣りに対する思いも変化することなく、まさに懐古趣味宜しく昔は良かったなんて言葉が出てしまいます。釣らんが為の行為は、少しばかり距離を取りたいと思うのですが、それもまた釣具メーカーの販売戦略なのですから仕方ないと理解はするのですが、それにまんまと乗せられている釣り師達もまた、そんな競技方法で腕を磨く方向になってしまっているのでしょうね。


 となるとどうしても、関西での主流だった両うどんの底釣りは、残念ながら廃れる方向に突き進んでいます。全国大会を開催するためには、関東系の釣り方がどうしても取り入れる方向になっていますので、団子や宙釣りが主流にならざる得ないのでしょう。
 別に関東的な釣り方を否定しているのではないのです。単なる関西の懐古趣味的釣法を大事にしたいと思っているに過ぎないのです。
 団子の宙釣りをしている釣り人を見ていると、せわしなく竿を動かし続けていたり、餌打ちの回数がとても多く、当然近くで両うどんの底釣りは成立しませんから、距離を置いて釣り座に入る事になるのですが、ヘラブナも良くしたもので、どんなに大量に餌を打ち込んだところで、そんなに遠くまで餌を求めて移動はしませんから、少し距離を取るだけで両うどんの底釣りが成立します。
 極力水の音を立てずに静かに振り込み静かに合わせ静かに取り込む優雅さは、荒々しいヘラブナ釣りとの対極にあるように思っています。


 結果、残念ながら私的な思いをする釣り人は少なくて、関西でも両うどんの底釣りが減ってしまいました。団子ok棚自由と何でもあり的な釣り堀が増えてしまいました。
 だったら角麩、おかめ、一発の禁止が多いですが、それも自由にすれば良いのにと思いますが、最後の砦なんでしょうか。関東の釣り堀は知りませんが、角麩や一発は使って良いのでしょうか。
 野池用との事もお聞きしますが、野池ならヘラブナを痛めつけて良いのだとする考え方は、余計に納得出来ないのです。


 メーカーも釣れればいいとの思いから、売らんが主義的に商売は正解ですが、その商業主義が否定的な目で見られている現実をどのように受け止めているのか。理由があり使えない池が現実にあるのだから、売らない方が良いように思うのは、お節介でしかないとは思いながらも不思議でしょうがないです。


 新しい釣り方から取り残された、化石みたいなものの考え方ですが、新元号も違和感なく浸透すると、私も新しい釣り方を取り入れているのでしょうか。う~ん・・・それはないか(笑)



 次の日曜日は、なんやかやといいながらも月例大会です。次は竹竿を出して引きを楽しむこととしましょうかねぇ。
 そうすると大助が釣れなくても、竹竿だから重くて合わせられなかったとの事にすると、上手い言い訳になると思うのですが如何でしょうか(笑)。


 さて大会に備えて今夜にでも針を結ぶこととしましょうか。。