両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 甲南ヘラの池釣行記

 本日3月16日に滋賀県甲賀市にある甲南ヘラの池に初めて行ってきました。

 トーナメントなど開催される関西では有名釣り堀ですが、団子等餌の自由だけでなく棚も自由と全くの自由池でもあるので、両うどんの底釣り専門の私としては足が遠のいていました。
 最近淀の釣り天狗池が芳しくなかったので、なんとなく調子が合わないというか、自分で納得出来る釣りが出来ていなかったのもあって、違う池で良い思いをしてやろうとのスケベ根性宜しく(笑)、いそいそと出かけてきたのですが、やはり邪な考えで行くものではないと朝から実感することになったのです。


ガラスの破片ではなくて朝に降った霰です



 朝の一時は、陽もさす良い天気だったのですが、霰が降り出す寒さに見舞われ、それも一時だったとは思うのですが、徐々に晴れだし一安心したのもつかの間で雨が本降りとなり、それが少しは小降りになったと思いきや、横殴りの風ととんでもない最悪のコンディションの1日でした。


 水温を計るとなんと11度しかないではないですか!!天狗池では真冬でも12度はあったのですが、初春とはいえ11度しかなく手を洗う桶の水も凍えそうに冷たくて、どうなることやらのスタートとなったのです。


規定一杯の15尺


 取り敢えずは、事務所前の固定桟橋に入り、団子とグルテン餌を用意してスタートします。水深は約3.8m程度でしょうか。


 多くの方達は桟橋に入られています。


 いつもいつも桟橋に多くの方達が入っている様子で、当然ヘラブナも集まっているのは間違いありません。ただ浮き桟橋はどうしても揺れますので、揺れ続けているのは少しばかり苦手だったので、固定桟橋ではあまり釣れないらしい情報を得ながらも、事務所前の全く揺れない固定桟橋を選びました。


 勿論、内心大助狙いですから、多くの釣り人から離れることで静かに釣りをしていると大助の確率が上がるだろうと、ここもまた邪な考えでの場所選びです(笑)。そうそうもう一つあります。


 41㎝以上の大助を釣り上げると事務所に持って行き計って貰う必要があります。今回は残念ながら35㎝が頭で大助は釣れませんでした。
 大助が釣れなくて詳しい話は聞けなかったのですが、サイズによって半日券や1日券がいただけるそうです。そうそう抽選で半日券も当たるようで、午後になって番号の発表もされていました。その番号は、釣り代を払った段階で番号の書いた札をいただけます。その札を釣り座の後ろに置いておくことで、当日釣り料金を払ったかどうかの確認もされている様子です。



 初めは、団子でスタートですが、釣り慣れた底釣りです。 ウンともスンとも反応がありません、グルテンも同時に作っていましたので、バラグルも試みましたが反応が返ってきません。そうなると軽いグルテンだけの方が良いかと両グルテンで釣り続けることとしたのですが、やはり釣り人が余り入らないポイントだったためか、ヘラブナが薄い場所なのでしょうね。2時間近く触りすら返してくれなかったのです。
 釣れない場所と聞いていたのですが、余計に釣って鼻を明かそうとしていたのですが、そうも行かないのが現実でした(笑)。


 午前中の残すところ2時間弱やっと釣れてくれたのですが、使い慣れないグルテン団子、当たりがとても小さくて弱くて、合わせるタイミングがなかなかつかめません。なんとか6枚釣り上げてランチとします。
 ランチ後は使い慣れたワラビうどんを用意します。うどんらしいカチッとした当たりが出るようになって、午後の2時間半程度で10枚で今日は16枚上げるのがやっとのこととなりました。
 しかし、うどん餌としては比較的深いのもあってか、当たりはやはり小さく感じましたが、うどん餌が通用するのを確認出来ただけでも収穫でした。


 さて、次に行く機会があるとすれば、もう少し温かくなってからになりそうですが、近くでカッツケなどされた日には、底釣りは殆ど無理でしょうから。やはり底釣り専門池に行くべきかも知れませんね。


 今回1枚目のヘラブナの写真ですが、4m近くの底にいるヘラブナのためか、色が白っぽいです。